サムライソードはいいとして、クァンシやレゼ・・。
美しく散っていった2人が、マキマに支配されている腑抜けた姿なんて見たくなかったな・・・。
とは言っても、作品は作者のものでありますので、読者がとやかく言うのはちょっとお門違いなんですが、86話を読んで正直に思った事を書きます。
今日は、『チェンソーマン』第86話までの感想と独り言です。
考察とかもほとんどありません。
心の声のタレ流しというか、備忘録の記事です。
生きていたクァンシと、新キャラ?
レゼとクァンシは、生きていたんですね。
と言うよりは、生かされたというべきか・・。
サムライソードは捕獲されて公安に引き渡されたから生きているとして、レゼとクァンシは一旦マキマにとどめを刺されています。
彼女たちはあの後血を与えられ、ピンを抜かれたりクナイを抜かれたりして甦ったのでしょうか。
2人とも、悪魔の心臓を持つものでした。
・・で、マキマに支配されたということですか。
なんか、2人とも美しい退場シーンだったので、私は凌辱された気持ちですよ。
しかも、他の新キャラ4人はすぐに死にそう・・・な位画に力が入ってないというか、気持ち悪い感じ。
見開きで登場させるメンツか??
そう思いませんでしたか??
黒髪ロン毛のあの人なんて、『レベルE』とかにそっくりな人いなかったっけ??
でも、クァンシ達3人の事を考えると、悪魔の心臓を持つ者なのかなと思うし、もしや、退場してしまったあの人なのかも・・??
という気もしています。
上着を掛けている子が一人いたけど、これって絶対以前腕を失ったとかのサインだと思うんだけど、ホントに新キャラなのか、体を入れ替わった誰かなのか気になります。
はぁ~・・。
話はまだまだ展開しているので、答えを出すのは早いけど、やっぱりあんなクァンシ見たくなかったな・・。
今後の事は分かりませんが、マキマの支配が解けた時に一番苦しみそうなのはクァンシですよね。
マキマはきっと、レゼの事もクァンシの事も違う名前で呼びそう・・。
ところで、マキマ側の下僕は7人。
7という数字は、7つの大罪とか、7人のラッパ吹きというイメージが浮かび上がりますが、きっと黙示録をベースにしている気がするので、この後大きな災いが起きて、最後の審判が始まるのかもしれないですね。
デンジはこれまで、その経験の浅さや生い立ちの壮絶さから深い感情に乏しく、嬉しいことに敏感でも、悲しいことや苦悩からは逃げて気づかないふりをしていました。
考えることをね、人任せにしていたんですよ。
う~ん、というより、悲しいとか苦悩とか、その感情を認識できなかったのかな?
銃の魔人と戦った時に、アキにはデンジの気持ちが見えていたいたみたいだけど、デンジの方は気づかなかったみたいだもんね。
今はチェンソーマンになっているデンジだけど、これからの事、自分で考える事ができるようになる話があるんじゃないかなと思っています。
その時本当に彼は、神になるのか??
実は、デンジの開けてはならない扉は、思考の扉だったんじゃないかと、私は思っているんですよ。
そういえば、対銃の悪魔戦で、マキマに天使の輪が出現しました。
マキマ邸にいたデンジの眷属たちは皆天使だったけど、マキマは?
という事は、やっぱり7人の下僕は7人のラッパ吹きなのか・・。
私はデンジの方が神なのかと思っていたけど、既に一度世界は終わっていて、神と悪魔の地位は逆転している世界なんじゃないだろうか。
今、読んでいる側は一生懸命聖書や神話になぞらえようとしているけれど、『チェンソーマン』はそう思わせておいて、実は全く関係ない藤本タツキ氏の世界なのかもしれないな~。
コベちゃん生きててよかったよ
そういえば、コベニ生きていましたね。
地獄から戻って、しかも五体満足。
コミックを読み返したけど、彼女もしっかり地獄で両腕を取られていました。
そしてちゃっかり転職。
しかもファーストフード・・。
ファミリーバーガーの回はブラックなユーモアが効いていてすごく面白かったけど、コベニも助けを求めましたが、生きています。
ただ、彼女は別にチェンソーマンに助けを求めてた訳ではありませんよね・・。
コベニが生きていることについては色々な推測が出されているので、気になる人は調べてみて下さい。
個人的には、単に漫画的なバランスを考えて生かされているかなと思ってますが。
しかしこのコベちゃん、これまでに危機がありながら、すごい生き残ってます。
一度ボムとなったレゼとも遭遇していますが、見逃されています。
レゼは「無駄な殺しはしたくない」とか言いつつ結構やっちゃってますよ。
まぁ、コベちゃんはあの時無害だったから見逃されたのだと思うけど、コベちゃんが契約している悪魔も分からなかったし、もしかしてダークホースか??
とちょっと思いました。
パンドラの箱に最後に残った希望とか、終末を迎えた世界で最後に残る人間とか・・ね?
今日は全く纏まらない記事となりましたが、今回の『チェンソーマン第86話』。
退場したはずの人物の再登場に歓喜している人も多いそうですが、わたしのように、考察以前に悶々としている人もいるかもしれんと思って、だらだらと深夜の居酒屋のような語りになってしまいました。
こんな事書いているうちに、明日はジャンプの発売日だよ。
どうなるチェンソーマン。
それでは。