ウェブトゥーンて知ってますか??
スマートフォンで漫画を読むのに特化した、WEBで連載されている縦読み漫画の事で、主に韓国発のものを指しています。
というか、韓国でそういう名前で呼ばれているらしいです。
最近は、ジャンプやサンデーなどのウェブサイトもありますが、ウェブトゥーンが楽しめるのは、ピッコマやめちゃコミック、LINE漫画などなど(今沢山ありすぎてよく分からなくなっている)。
漫画のWEBサイトは乱立し、更に、そのサイトのオリジナル漫画もたくさんあります。
私も結構契約してるのですが、今日は、その中でも、面白くてオススメのウェブトゥーンを、3つご紹介します。
WEB専用の縦読み漫画は日本の作家さんのものもありますが、今日は韓国産の物のみのオススメです。
日本産は、作風の好みはあれど大体クオリティーが高く、ストーリーもしっかりしているのですが、韓国産のものは当たり外れが大きくて、世界観も独特でついていけないものも多いのです。
そんな中で、今回は、特にクオリティが高いオススメ漫画をご紹介です。
人生やり直しの復讐もの『悪女は砂時計をひっくり返す』
こちらは、2024年1月時点で、本編も外伝も既に完結している作品で、遂にKindleでも読めるようになり、紙コミックにまでなっています。
私は初め、24時間ごとに1話づつ無料で解放される「待てば0円」的なもので読んでいたのですが、待ちきれず、結局課金して最後まで読みました。
ジャンルとしては、人生やり直しの復讐もの。
学もなく、努力が嫌いで、自慢の美貌を武器に享楽的に生きてきた主人公は、義理の妹に嵌められて首を切られることになります。
・・が、その瞬間に、過去にタイムリープというか、過去の自分に転生というか、13歳の自分に戻り、人生をやり直しするというストーリーです。
途中から恋愛要素が入り、よくわからない異能も出てきて、話の展開も、『まぁ〜ず、日本じゃこれはないだろう。』と言うくらい、ベタながらもちょっと奇抜な展開が続く。
しかも、翻訳がうまくないのか、貴族なのに、所々庶民の言葉になっていたりして、違和感もあります。
しかし!!
なんか凄い読んじゃうんですよ。
何だこれ??
ご都合主義だったり、ファンタジーすぎたりメルヘンすぎたりと言うところもありますが、王道に則り、未来を知るチートな技で君臨していく主人公を見るのは結構アドレナリンが出る。
後半、スイートな展開が入ったところで若干トーンダウンしますが、美男美女で次元が違う世界を見るのも乙なものです。
この手の漫画が初めての人に、入門書としておすすめ。
ウェブトゥーンとしては、完成度はかなり高いです。
真打登場『結婚商売』
こちらも人生やり直し転生もの(?)『結婚商売』。
私が一番好きな漫画。
もう〜、すっごく好き。
で、躊躇いなく毎週課金して読んでます。
もうね〜、登場人物全てが愛しく美しく美男美女で、恋愛パートも「きゅん」ってしてしまうし、主人公の「ザカリー」がカッコ良すぎ。
韓国のWEBサイト、「カカオウェブ」に登録して、先読みしたくらい好き。
因みに、本場韓国では、R19版と全年齢版の漫画が配信されていますから、原作は結構ドキドキものの際どいシーンも本来はあるのでしょう。
(原作は小説のようです)
気になる〜〜〜!!
でも、R19が読める方は登録が難しいというか、日本からは登録ができないみたいで、R-19版は読んだ事ないんですよ。
読みたい・・。
余談ですが、SNSなどで「本家」などと言われているのは、R-19の方で、特に作者が違うとか、原作が他にあるとかではないようですよ。
で、この漫画は、一つ前に紹介した、『悪女は砂時計をひっくり返す』を制作している同じスタジオの作品。
スタジオ作品のためか、ストーリー中盤での作画の揺らぎが激しく、一瞬離脱しそうになるのですが、次が気になって結局課金。
外伝は先読みしていませんが、多分、外伝まで課金するだろう。(追記:している)
しかし、我が課金に一片の悔いなし。
簡単なあらすじとしては、わがまま放題、領主の妻としての役目も果たさなかった主人公「ビアンカ」は、夫と、後ろ盾であった実家の父と兄の戦死と同時に、領地を追われ、修道院で病気により短い生涯を終えます。
その生涯を終えるとき、激しく人生を後悔し懺悔したビアンカは、18歳の頃にタイムリープっていうか、自らの人生に転生し、やり直しを図る・・。
と言う感じなのですが、復讐などのファクターは無く、自分が嫁いだ領地を盛り上げ、前世では築けなかった夫の絆を構築しようとする・・・。
という内容でありながら、そこまで前世での経験をチートに使わず、堅実に人生をやり直すという、大河的要素を含みつつも、その実主人公とその夫との恋愛要素が大きい、ハーレクインな作品です。
幼い頃に政略結婚で嫁いだビアンカ。
それを見守るけれど、すれ違いだったザカリー。
本音を言うと、ビアンカが美女でザカリーが長身で眉目秀麗な容姿でなければこの物語は成立しないと思うのだけど、漫画だからいいのです。
SNSなどでもPRで流れてくるこの作品、ちょっと読んだら沼にハマること間違いなしなので、無料分だけでも読んでみましょう。
あなたはきっと、先が気になり、1話63円(詳細は忘れた)で課金してしまうことでしょう。
2024年1月時点で、多分物語は間も無くクライマックス。
外伝は多分、後半一気にファンが増えたと思われる「マルソー」の話みたいなので(絵師さんのポストやスタジオで紹介されている)メインストーリーが終演を迎えても、まだまだ課金が必要ですね♡
韓国の漫画と侮るなかれ。
相手は数々のドラマヒットを生み出した巨人です。
めちゃコミックやライン漫画で読むことができるので、ぜひ、お試しあれ!
個人的には一番バランスがいい『継母だけど娘が可愛すぎる』!
こちらも、転生ものですが(転生物しかないんかい!)、正統派というか、人生のやり直しはなくて、純粋に、他人の人生&物語のキャラに転生するストーリー。
個人的には、開始から今まで一番ストーリーや作画のブレがなく、完成度が高いと思っている作品。
一部、顔の向きと体の向きが合っていないなどの不完全さもありますが、とてもいい作品で、子供にも読んでもらいたいなっと思っている。
上記2作品と違って、4週連載したら1週お休みだとか、シーズンの境目(シーズンと言っても、ストーリーは全然ひと段落していない)で数ヶ月休載があったりというリズムなんですが、一貫してストーリーは波乱がありながらも、良い方向に向かう感じで幸福度は高い。
現代で、子供服のデザインをしている(自分のビジュアルにコンプレックスがある)主人公が、過労死して転生したのは、かの有名な「白雪姫」の世界。
そこで「鏡よ鏡・・・」と毎度毎度自分の美しさを確かめる、あの、美しくも嫉妬深い継母に転生。
でも、そこで主人公が見たのは、自身のミューズとなり得る、子供時代の白雪姫・・・。
もう、主人公は嬉しくて嬉しくて、連れ子のブランシュ(白雪姫)と仲良くなろうと頑張る・・。
みたいなのが、ストーリーの序盤です。
この漫画が上の2作品と違うところは、現代の人間が中世に転生したという点。
まぁ、今までもそういった作品はありましたが、現代的な感覚を中世に持ち込んでいくと言うところが小気味いいし、主人公(アビゲイル)が、良い人間関係を築こうとしたり、地位にとらわれず、相手を理解しようとする所がとてもいいです。
まぁ、現代も生きづらいなどと言われていますが、この時代よりは遥かに格差社会ではないですし、当時の教育が違っていたら、人間関係ももっと違うものになっていたのだろうか・・、などと色々と思いを巡らせられるところもいいですね。
で、まぁ、韓国作品なので、全員美男美女。
ルッキズムとか色々ありますが、結局、軽く読む漫画なら、美しい絵の方が読みやすいし好きになれるんですよ。
いやいやいや、そんなことよりも、なんて言うか、この作品は幸せな展開が多いので、金曜日あたりのお楽しみで読んでほしいですね(今ちょっと不穏な感じだけど)。
各作品は、基本ピッコマやめちゃコミックなどで読めますが、連載が終了したりすると、紙になったり他のウェブサイトなどでも読めるようになるみたいです。
もしサブスク契約しているサイトがあるなら、そっちの方がいいと思うので、確認してみてくださいね。
それではまた。