【葬送のフリーレン第4巻】甘酸っぱさと追憶の4巻はショートストーリーから次の展開へ!

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画像は『葬送のフリーレン』第4巻表紙より/山田鐘人・アベツカサ/小学館

遂に「漫画大賞2021」を獲得した『葬送のフリーレン』。

10年一緒に旅をしたパーティーの思い出と追憶の日々。

それから、縁のある人物との冒険の日々である第4巻。

今回もよかった・・。

王道のストーリー展開でありながら、甘酸っぱくも切ない4巻は、全編がショートストーリーです。

そして後半、熱くなりそうな展開でラストのヒキ・・。

も~~~!!!!

やだぁ、甘酸っぱすぎる!!

っ感じでした。

少年漫画なのに、ここまで心が洗われるって、なんですか???

『葬送のフリーレン』第4巻あらすじ

という事で、『葬送のフリーレン』第4巻のあらすじとなりますが、今巻は、一級魔法使いの試験となる次の展開に続くまでの、ショートストーリーがメインとなります。

その中に、シュタルクとフェルンの甘酸っぱいやり取りがあったりするのですが、今回は、フリーレンの追想の中にもキュンとする出来事が盛り込まれています。

相変わらず活き活きと描かれるヒンメル達とのエピソード。

ここまで読んで、『ヒンメルはきっとフリーレンの事が好きだったのだろう』とは誰でも分かるのですが、それが決定的となる素敵なシーンが、4巻にはあります。

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膝まづいて指輪をはめてあげるとか、もうプロポーズじゃんこれ!

この物語は、魔王を倒した勇者一行が凱旋し、勇者の死後から話が始まります。

人間である勇者と僧侶は故人となり、長寿であるエルフのフリーレンがその後の物語を紡ぎながら、死者と話ができるという場所を目指して、仲間たちと再び魔王城のあった場所を目指す旅をするというものです。

回想シーンでしか登場しないヒンメルですが、勇者の言葉や行動は、常に人を導き、フリーレンにとっても忘れられないエピソードが、いくつもあるようですね。

と言ったところで第4巻。

フリーレン一行は、死者の魂と話せる場所「エンデ」を目指して旅をしていますが、そこに辿り着くまでに越えなければならない北部高原へ入るには、1級魔法使いを連れていかなければならない決まりとなっています。

それを知った一行は、仕方がないので、1級試験を受ける事にし、試験会場である魔法都市「オイサースト」を目指す事にしました。

3巻の終わりは、遂に僧侶が仲間になるかという所で終了していましたが、僧侶である「ザイン」は、色々と思う所があって、すぐには一緒に旅をしてくれそうにありません。

素晴らしい資質を持っているのに自堕落な破戒僧のザイン。

彼は、実は冒険にあこがれを持っています。

速攻で次の街へ旅立つかと思ったのだけど、意外な展開。

ザインは、村に残る兄の事を思い、旅立つことができないのです。

その昔、まだザインが子供だった頃、ザインの兄は王都へ誘われたことがあるのですが、幼い弟を思って村に残ったんですね。

それを考えると、兄を差し置いて自分だけ冒険へ旅立つなど、到底ザインにはできなかったのだろうと思います。

しかし、自分より一足早く旅に出て、10年戻ってこない親友の事も気にかかっています。

もともと、ザインは親友と冒険に出ようと約束していました。

冒険に出られないもどかしい気持ちと、親友を追いかけなかった後悔や、戻らない親友はもう死んでいるのだろうという諦め。

しかし、諦めていながらもその生死を確かめたい思いと、知る事への恐れ。

また、兄への恩などの複雑な思いから、ザインは高い資質を持ちながらも修行もせず、自堕落な破戒僧となっていたのでした。

結局、フリーレンの「今親友に会いに行かないと、この先ずっと後悔する事になる。」という言葉と、兄の𠮟咤激励に背中を押され、ザインは親友の行方を捜すという名目で、冒険へ出る事になります。

途中、小さなエピソードが続き、「オルデン家」でのストーリーでは、シュタルクが抱えていた心のしこりが少し溶けるような出会いもあります。

その後、フリーレンの長寿仲間であるドワーフとの再会を経て、ザインの親友が向かった先が明らかになっていきます。

なんと、親友が向かった地域はエンデとは反対方向である事が分かり、ザインは親友を追う事に決め、ここでパーティーを抜ける事になります。

えええ、僧侶抜けちゃったんだけど・・。

そして4巻ラスト。

フリーレンたちは遂に魔法都市「オイサースト」へたどり着きます。

いよいよ始まる1級魔法使いの試験。

集まった面々は曲者ばかり。

3巻で登場したエルフのクラフトも登場し、超熱い展開で迎えたラスト!!

以下続巻を待て!!!

って感じです。

この漫画、ショートストーリーも秀逸なんだけど、こういったメリハリのバランスも素晴らしく、飽きさせないんですよね。

バトル漫画だと、間に挟まる日常パートは結構読者から評判悪かったりして、あんまり多くないんですよね。

『葬送のフリーレン』は、バトルもしっかりある漫画なのに、メインは日常のドラマという、ちょっと変わった雰囲気の漫画。

ちょうどいいタイミングで、熱い展開に突入します。

すごく気になる第5巻。

チラッと出てきたビジュアル系の男子「ヴィアベル」も気になるし、(4巻までには出てこなかったタイプのキャラだ!)多分悪役の魔法使い「ユーベル」もなかなか魅力的です。

作画のアベツカサさんはとても絵がきれいなので、素直に興味が湧きますね。

『葬送のフリーレン』第4巻は、じんわりくる絹のようなショートストーリーが重なった織物のような巻ですが、今回もとてもよかったです。

そして、気になり過ぎる次のストーリー。

もう、目が離せません。

それではまた。