『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』6巻までの登場人物を一挙紹介

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Webで連載されている漫画なのに、紙コミック第6巻の初版が100万部を達成した『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』。

スパイアクションの漫画かと思いきや、ほのぼのしたエピソードが多いコメディで、男女問わず人気のある漫画ですが、今日は改めて登場人物の紹介をします。

画像は、このサイトからの埋め込みなら著作権を気にせず使用できる「アル」様より。

コマ投稿できる漫画はまだ限られますが、このサービスが拡大すれば、色々な問題が解決できるし、気軽に紹介も拡散もできて「win-win」だと思うんですよね。

人物紹介は、いつもの如く、独断と偏見が混ざっていますが、読めばだいたい皆さん同様の感想を抱くのではと思っています。

『SPY×FAMILY』については、あらすじ等以前記事にしてますので、どんな漫画か気になってご訪問下さった方は、こちらをご覧ください。

超簡単にストーリーを書くと

東西で冷戦をしている時代。

西国『ウィスタリス』の諜報部員のロイドは、東国の国家統一総裁に近づくよう指令を受けます。

その人物には子供がいたので、子供を介して近づけるよう、まずは奥さんと子供を探す事になりました。

ひょんなことから家族になった3人ですが、奥さんは殺し屋であり、娘はテレパスだった・・。

お互いの秘密を隠しての共同生活。ファミリーとしての3人のドタバタや絆を通して、黄昏のミッションは達成なるか???

という内容で、学校や街を舞台にドラマやアクション、コメディーが繰り広げられる・・。

て感じです。

『SPY×FAMILY』の登場人物(6巻まで)

そんな訳で、簡単にあらすじを流したところで『SPY×FAMILY』6巻までの登場人物です。

ロイド・フォージャー

西国「ウィスタリス」の敏腕諜報部員。

多分この漫画の主人公。

表向けは、病院勤めの精神科医という事になっています。

変装が得意でイケメンクール。で、百の顔を使い分けると言われている。

コードネームは「黄昏(たそがれ)」。

何で黄昏なんていうロマンチックなコードネームになったのかは謎ですが、そういうちょっとノスタルジックな世界が『SPY×FAMILY』。

話はそれますが、2020年の映画「テネット」に「黄昏に生きる」「宵に友なし」という合言葉が出てきます。

これは、アメリカの南北戦争をうたったホイットマンの有名な詩から引用されているらしいのですが、ロイドのコードネームももしかしたらそこから来ているのかも??

あと、「神々の黄昏」なんていう言葉もあるし、有名な昔の映画で「黄昏」というのもありますよね。

黄昏は、夕暮れ時の事ですが、そこから時間が遅くなるにつれて、夜の帳が下りてきて、夜となり、朝となります。

本編には関係ないと思いますが、似たような名前がこれから出ます。

要注意。

因みに、戦争孤児だったロイドがスパイになったのは「子供が泣かない世界を作るため」

凄腕で冷徹なスパイになったけど、子供役のアーニャや奥さん役のヨルさんに振り回されっぱなしです。

ヨル・フォージャー

ひょんな事から利害関係が一致し、ロイドの奥さん役を演じる事になった。

昼は市役所の地味な事務員で、ちょっと変わっているという烙印を押されているが、実はその世界では恐れられている殺し屋。

通り名は「いばら姫」。

普段はおっとりとしていて虫も殺さぬ様な鈍臭さを醸しているが、いざとなったら素早い動き。

殺し屋であることを隠すための演技と思いきや、そんな事はなく天然で鈍くさい。

ただ、娘役のアーニャを本気で大事にしていて、性格は愛情深く素直。

幼い頃に両親を亡くしていて、弟を育てるために殺し屋になったらしいが、その辺の事情は6巻までには明かされていない・・・、が、今後も明かされることはないような気がする・・。

アーニャ・フォージャー

フォージャー一家の娘役。

ロイドが孤児院で見つけてきた。

実は、相手の心が読めるテレパスで超能力者。

子供探しに訪れた孤児院で、読み書きができて賢い子を望んだロイドにアーニャが勧められた。

しかし、賢いように見えたのは相手の心が読めるからであり、特に頭がいいわけではなかった!

孤児院では無口で不気味がられていましたが、その実とても子供らしい性格で、その振る舞いや言葉遣いで読者の心をわしづかみにしています。

テレパスだけど、子供故の勘違いも多く、そこを逆手に取ったエピソードが大人気。

アーニャがいなかったら、このマンガ成り立たないよね。

イーデン校に潜り込むため、ロイドは6歳の子供を欲しがっていたけど、アーニャは多分4~5歳。

しかし、孤児院から出たいアーニャはロイドの気持ちを読み、賢い所をアピールし今に至る。

実は、とある組織の実験で生み出された超能力者らしいのですが、それについては数回回想があったくらいで、詳細は不明。

ヨルさんと同じく、今後も謎は明かされない気もするし、アーニャを追ってきた組織とひと悶着がありそうな気もするけど、この辺はきっと今後の展開で作者がいいように使うんだろうなと予想。

アーニャの謎は、明かされても明かされなくてもこの漫画は面白いから別にいいです。

愛犬「ボンド」

3巻のラストから登場。

(3巻はボンドの登場シーン以後にも漫画があるのですが、番外編なので、3巻のヒキに登場という事となります。)

軍の施設で実験用に飼われていた犬で、最後は爆弾を背負わされてテロに使われる予定だったところ、アーニャと出会う。

ボンドとアーニャは協力してロイドを助けようとしますが・・??

ボンドがフォージャー家の一員となるのは4巻ですが、そのストーリーは意外と長く、テロや爆弾、アクションなどを交えながら、4巻全てを使用して描かれています。

余談ですが、ボンドの名前の由来は、アーニャが好きなテレビ番組「ボンドマン」から。

007のジェームス・ボンドではなかった・・。

因みに、アーニャが実験施設にいた頃の名前が「被検体007」でした。

ダミアン・デズモンド

アーニャのクラスメート。

東国の国家統一総裁「ドノバン・デズモンド」の次男坊。

名前・・、ダミアンて・・・。

ドノバンに近づくため、アーニャをイーデンに入学させることに成功したロイドですが、ダミアンとアーニャのファーストコンタクトは最悪。

アーニャは入学早々にダミアンを殴ってしまいますが、今は割と仲良しです。

取り巻きもいるし一見意地悪そうに見えますが、正義感の強い性格で努力家。

6歳という年齢がなせる不器用さがあり、スマートじゃないけど憎めないやつ。

父親の事は尊敬していて、褒めてもらえるように地味に頑張っているが、なかなか実を結んでいない所が泣ける。

出来のいい兄にコンプレックスを持っているけど、妬みの気持ちはない様子で、兄の様になりたいと頑張っている。

ロイドのそもそもの指令は、ドノバンに近づく事です。

しかし、ドノバンは用心深く、息子が通う学校の懇親会にしか顔を出さない為、ロイドは子供を使ってイーデン校の関係者になりたかったんですね。

それで、アーニャやヨルと親子を演じる事になりました。

何とか懇親会に潜り込むか、アーニャとダミアンが仲良くなって家に招待される事が期待されますが、まだまだ道のりは遠そう・・。

ユーリ・ブライア

ヨルさんの弟で、2巻後半から登場。

極度のシスコンで、ヨルさん本人にまで「偏執的」と言われている始末。

で、ホントにシスコン。

姉のために頑張って飛び級して外務省に入ったエリートだが、今は通称「秘密警察」と呼ばれる組織にいて、機密保持や要人の警護、他国のスパイを捕まえたりする仕事に就いている。

要するに、この人も東側のスパイ。

・・って、西側のスパイであるロイドとは敵対関係じゃないの!

そういう事で、ユーリはヨルさんにも自分の仕事を外交官だと偽っています。

西国のスパイ「黄昏」を追っているが、ロイドの事はまだ気づいてはいない。

ロイドの方は、ユーリが東側の秘密警察の人間だという事は仕草や話し方から気が付いています。

絵にかいたような敵対関係だけど、緊迫した感じは未だなく、ほのぼのとしたコメディータッチのエピソードが主となっています。

フィオナ・フロスト

5巻後半から登場。

表向きはロイドの病院で働く事務員だが、ロイドと同じ組織「WISE(ワイズ)」にいる西国のスパイでロイドの後輩。

コードネームは「夜帳(とばり)」。

ロイドの事がめっちゃ好きで、虎視眈々とヨルさんが務める妻の座を狙っている。

フィオナが発する『先輩好き好き光線』は、テレパスのアーニャが見てもひく位だけど、クールでいつも不機嫌そうなフィオナの様子は、ロイドに別の誤解をさせている。

で、6巻は、とある作戦のためにフィオナとロイドがテニスのペアを組むんですが、フィオナは『妻役にふさわしいのはこの私!!』とばかりに頑張ります。

フィオナは家にまでのりこんできてひと悶着。

挑戦的なフィオナに嫉妬するヨルさん。

最終的に二人は対決・・・、なんてエピソードもありますが、一応のまとまりと、次の展開への扉を見せて、6巻は終了となります。

ああ・・、思い込みの強いユーリとフィオナ。

この漫画、こんな人ばっかで・・、面白いんですよ。

『SPY×FAMILY』その他の登場人物

『SPY×FAMILY』の主要人物は以上ですが、忘れちゃいけないその他の人々。

ここでは、画像と共に一言紹介で登場人物を説明します。

シルヴィア

ロイドの属する西国情報局の管理官。

登場頻度は少ないが、黄昏たちを管理するいいお姐さん。

どうやら、戦争で娘を亡くしているらしい・・。

ベッキー

アーニャの友達で、スーパーお金持ちのお嬢様。

おませで生意気な所があるが、アーニャは初めてできた友達であり、その関係は良好で楽しそう。

所々理解不能で子供っぽいアーニャに付き合っている様子を見ると、ほっこりすると共に『ベッキー器でかいな』と思う。

フランキー

ロイドの協力者で、仕事は情報屋。

割と頻繁に登場するが、その仕事はほぼ子守り。

しかし、第4巻には彼が主人公の番外編が収録されているのだ!

フランキーの恋物語を読みたい方は是非!

ヘンリー・ヘンダーソン

「エレガント」が口癖でモットーのイーデン校の寮長。

騎士道精神に溢れている。

・・・、以上、『SPY×FAMILY』の登場人物でした。

一応6巻までの主要人物はカバーできてると思うので、これを読んだら途中の巻のつまみ食いをしても大丈夫(?)だ。

『SPY×FAMILY』は、Web版の少年ジャンプ「ジャンプ+」で隔週月曜日に更新されています。

「ジャンプ+」は、初回は全話無料だったり、初回じゃなくても最新話は無料だったりと、すごくお得なサイトです。

アプリで落としておくと、すぐに読めるので便利ですよ。

本誌ではフィナーレを迎えた『チェンソーマン』も、ジャンプ+で再開予定です。

取り敢えず、『SPY×FAMILY』は面白いので要チェックですよ!

それではまた。