4DX初体験記『鬼滅の刃-上弦集結、そして鍛冶の里へ』を観に行きました

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こんにちは。

先日、映画『鬼滅の刃〜上弦集結、そして鍛冶の里へ〜』を観に行きました。

いつも通りの映画館で、いつも通り見ようと思ったんだけど、友人の強いススメで、初めての4DXです。

マジでアトラクションだから!

おっ、そうか?

と言う感じで気軽に行きましたが、話には聞いていたけど、実際に座るのは初めて。

今日は、映画『鬼滅の刃〜鍛治の里編〜』の感想を交えて、実況風に初の4DX体験記をお伝えしたいと思います。

始めに書いておきますが、鬼滅の刃は超面白かったです。

テレビで既に放送された、遊郭編のラスト2話。

プラス鍛治の里編の第一話(1時間バージョン、これも4月にテレビで放映されるだろう)という事で、テレビの再放送と一話先取り。

出がらしのお茶にちょっと新茶を混ぜた商売根性丸出しの売り方に

わざわざ映画館で見るものなのか?

しかもお高い4DXで・・。

と言う疑問が頭をよぎりましたが、新作アニメはめちゃ気合入ってました。

遊郭編は中盤までの方が豪華で好きなんだけど、やはり映画館と言う、映像に全集中の環境でストーリーを感じるのと、いくら画面が大きくなったとは言え、家庭のテレビで画像を見るのとは訳が違う。

それに、今更だけど、鬼滅の完成度は凄く高いのだ。

ああ、天元さんもカッコよかったし、伊黒さんも、ネチネチと嫌味を言いながらも天元さんを労ってる。

美女鬼は見てて気分がいいし、ラストのシーンも良かった。

遊郭編は、このシリーズで一番バランスの取れた大団円だよ・・。

と言う所で、初の4DX体験記、行ってみよ〜う。

映画館に到着!荷物はコインロッカーへ・・

4DXコインロッカーの写真

そんな訳で、映画館に到着!

入り口で、荷物を返金式のコインロッカーに預けるように促される。

ええ、荷物持って入っちゃダメなの??

ていうか、これもう、富士急ハイランドとかの絶叫マシーンの形相じゃん・・。

取り敢えず、スマホとハンカチだけ持てばいいよ。

お・・、おう・・。

飲み物とかポップコーンとかは持って入れるようだ。

若干の不安とワクワクを胸に、上映ブースへ突入・・。

椅子がでかいし、足置き場まである・・

座席はこんな感じで、広々とデカい。

ヘッドレストは頭の上まであり、全部が全部ゆったりとしている・・。

しかも、足置き場まであるという周到さ。

シートベルトさえないものの、もうこれ、ビジネスクラスかジェットコースタのシート・・。

座席広いでしょ~!

これだけでも、お金を出す価値あるよ♪

・・、確かに・・。

席と席との間が広いので、前の人の頭が気になったりしなかったし、前後のゆとりが凄くあるので、後ろの席の人から背もたれを蹴られたりする心配もないし、前の座席に足を乗っけている人などはいなかった・・。

というか、多分大谷翔平でも、相当頑張らなければ前の座席に足なんて届かない。

(こいつはすげぇ・・)

さて、予告編や映画泥棒が終わると、いよいよ上映開始の雰囲気。

ここで、座席がセットアップ的に若干動く。

(こいつ・・、動くぞ・・。)

ちょっと「ガンダム」の有名なセリフを真似てみたが、実はガンダム好きじゃない。

それはいいとして、映画の前に、4DXの説明的なデモ映像とデモ動作があるんだけど、これが、アピールするようにガタガタと動く。

風は吹いてくるし、ちょっと尋常じゃない量の水しぶきもかかる。

実際の鬼滅の刃では、水しぶきがかかるシーンは1回くらいで量も大したことないんだけど、「ミッションインポッシブル」とか「マッドマックス怒りのデスロード」なんて見た日には、多分ファンデーションがよれるくらいには水しぶきが来そうな勢いである。

まぁ、水しぶきは手元のボタンでオフにできるんだけど、それじゃ4DXの意味ないし、でもまさか、上映中こんなに動くのか??

・・・、酔いそう・・かも・・。

という、不安の中で、場内暗転し、映画が始まる。

『鬼滅の刃〜上弦集結、そして鍛冶の里へ〜』始まる

さて、総集編的カットと共に、映画が始まる。

今回は遊郭編のラスト2話から急に始まるので、いきなりバトルの最中だ。

導入部分なくいきなり先週の続きから始まるのは、やっぱりちょっと違和感があるな。

しかし、バトルのシーンだからか、座席が始終ガタガタと動く。

見上げる視線のシーンでは、椅子もググーッと上に傾く。

マジかこれ・・。

2時間こんな感じで動きっぱなのか??

ついでと言っては何だけど、刺されるシーンでは後ろから打撃のような衝撃がくるし、走るシーンだったかなんかでは、後ろから風が吹くのか、髪を引っ張られるような撫でられるような感触がくる。

もう、映像と体感の情報過多で、困惑のるつぼ・・。

特に、後ろから髪をなでられるような感触は、ホラー映画でやられたら、間違いなく失神する人続出な感じだ。

過剰な演出により、全く映画に集中できない訳でも無いんだけど、結構映画に集中できない。

大丈夫かこれ??

・・・、話は進んで、がれきの下から善逸復活。

また、いい所で復活するよね、いつも彼は。

稲妻が走る善逸のシーンは、スクリーンで見るとひとしおだ。

そして、意識を取り戻し、ナイスなタイミングで助けに入る、セクシー柱の天元さん。

「譜面が完成した!勝ちに行くぞぉー!」

きゃ~カッコいい!

完成しちゃって完成しちゃって~!

おや?

映画に集中して、座席の動きが気にならないぞ??

と思ったが、座席が四六時中動くわけじゃないのを、この辺りで理解。

めでたく妓夫太郎兄妹の首を切り、遊郭編の終盤に迫る。

今にも天に召されそうな天元さんの、ちょっと笑えるシーンに、鬼の回想。

堕姫は、13歳の頃に鬼になっちゃったから、100年以上生きていながらも、時折13歳の顔を出す。

雪の中、むしろの中で寄り添う兄と妹。

なんと、場内のスクリーン手前に、リアル紙吹雪が舞っている。

歌舞伎か!?

というツッコミを心の中でしてしまったが、全体的に美しかった。

そして、煉獄へ向かう兄妹の背中に、またちょっと涙が出た。

で、最後に伊黒さん登場!

ホントにこの人は最後までブレない人だよ。

まきをや須磨に「遅いんですよ!」と責められていたが、伊黒さんの到着が早かったら、天元さんも片目や腕を失わずに済んだのかもと思うと、悲しい私であった。

鬼滅の刃、期待が膨らむ鍛冶の里編!

さて、前半終わって後半。

ここから先は、新作だ。

コミックスで言うと、ちょうど12巻から(正確には、11巻最後の引きから)。

妓夫太郎兄妹が倒されて、お怒りの無惨様に、上弦達が無限城へ呼び出しを喰らうシーンからだ。

鳴女が弾く琵琶の音色から無限城登場。

すごい気合が入ってる。

めちゃくちゃ気合が入っている作画だ。

しかし、無限城の演出もめちゃ長い。

天地入れ替わり、回転し、幾重にも重なった扉が開いては閉まる。

と同時に勿論座席もムーブ。

ううう・・、めがまわる~・・。

きぼぢわるい・・。

力が入るが故の、尺の長い無限城に、昼食のクラブハウスサンドと紅茶が逆流しそうだ。

懸命に踏ん張りつつも、そろそろ三半規管の限界を迎えた所で、上弦の鬼たち登場。

あ、猗窩座だ、くそぅ、煉獄さんを返せよ。

おまえの過去には興味ねーぞ。

玉壺に半天狗と、推しの鬼、童磨も登場。

いや~、やっぱり童磨はいいよね。

歴代鬼一番のクズ男君だ。

クズ男君には、宮野真守の声がよく似合う。

鬼滅の刃に出てくる鬼は、皆過去があり過ぎだから、一人くらいこういう鬼がいてもいいと思うんだよね。

・・、と思って、家に帰ってコミックでおさらいしたけど、玉壺と半天狗の方がクズっていうか、クズ男とは違う意味でクズだった・・。

同じクズでもこんなに印象が違うのは、やっぱり・・、いや、やめておこう・・。

で、黒死牟が出てきたところで、満を持して無惨様登場。

下弦の鬼を呼び出したパワハラ会議と打って変わって、あきらめ気味の無惨様。

「不快の絶頂」と不機嫌極まりないのに、つかみどころのない童磨にあれこれ言われてうんざりのご様子。

さすがの無惨様も、おチャラけていっちゃっている、受け流すタイプは苦手なようだ。

よし、私も明日から職場であのスタンスだ。

で、最後は、血気盛んでいつまで経っても青二才。

万年中二病の猗窩座がいざこざを起こし、鳴女にみんな飛ばされて、会議終了。

その後、ややあって炭治郎の療養から鍛冶の里へ・・・。

相変わらず座席は動くが、炭治郎の療養や鍛冶の里の第一話では、そんなに揺れたり振動したりせず。

ストーリーにもよるとは思うけれど、四六時中座席が揺れたり水が出たりとかしたら、さすがに体調不良の人も出ると思うし、コストもバカにならないだろう。

そういう理由かは分からないが、鬼滅の刃中盤から終盤にかけては結構集中できた。

いよいよ鍛冶の里。

甘露寺蜜璃の登場シーンは、原作通り。

温泉シーンが取りざたされてたが、あんなの「キューティーハニー」に比べれば、しずかちゃんのお風呂だ。

とはいえ、曲線が美しく、可愛かった・・。

なんだか薄暗く悲しい過去を持つことが作品の評価につながるような漫画の世界で、柱にして唯一自分の過去を暗く語らない彼女は、真のフェミニスト。

少年漫画の特性故、「鬼滅の刃」のお色気担当でおバカな女の子みたいな描かれ方に、似非フェミニストは猛攻撃をしているが、実は、コメディー風に描かれる、「なぜ柱となったのか」や、自分の居場所がここである事などを、まくしたてるように話す部分には、かなりリアルな真実がある。

レベルの高い人と知り合いたいから自分のレベルを上げるというのは、正しきやり方であり、頑張った自分を褒められるのも、自己の成長にはとても大事だ。

と、ちょっと難しくなってしまったが、映画の方は、無一郎が登場した所で終了。

4月の放送が待ちきれませんね。

という事で、『鬼滅の刃〜上弦集結、そして鍛冶の里へ〜』は、とっても期待値が上がる出来でした。

一斉配信がBS11などから地上波で、しかもフジとなった事で不安な部分もありましたが、この間の無限列車も前回の轍を踏まず、変なCMなどが入らず視聴者やファンを尊重(というか、ファンを怒らせると世論が怖い→世論が怒るとスポンサーもお怒りという構図の理解ができるようになったというべきか)してくれたあたり、制作側の世代が交代しているのかなと言う感想を持ちました。

『鬼滅の刃』自体は何度も読んでいるし、アニメも何度も見ているけれど、時間が経ってから読むと、改めて吾峠呼世晴氏の文才に舌を巻くので、アニメと共に、改めて読んでみるのはいかがでしょうか??

あ、4DXの感想ですが、あれは本当にアトラクション。

行ったこと無い人は、ビックリするから体験してほしい。

でも、二日酔いの時や体調不良の時は厳禁なので、気を付けて下さいね。

それではまた。

映画で貰った特典。なんと、伊黒さんの次の推し「天元」さんを引く!これちょっと、「お前らの方が大事」とか言ってるシーンじゃない?!豪運!!
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