【3月のライオン】あかりのポテトサラダを作ってみた!

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2019年12月26日に、「3月のライオン」の最新刊が発売されました。

早速ダイアリー付を購入、かわいい~・・。

漫画『3月のライオン』15巻とノベルティのメモ帳の写真

話もそろそろ佳境。

エピソードも収束し始めて、それぞれ自分の行き先を決め、前に向かって歩き出しています。

今回は、エピソードより内面が哲学的に表現されていく巻でしたが、れいちゃんとは対照的なスタンスを持つ「野火止六段」の登場により、対比するような形でれいちゃんの深層心理が明らかにされていきます。

居場所を見つけて人間として成長したれいちゃん。

昔はただ悩んでいるだけだったのに、大人になったね・・。

う~ん・・、今後の展開、分岐はいくつかありそうだけど、どうなるのかな~・・?

各話の表紙で描かれる野火止六段の様子、ただ走っているだけなんですが、長く生きていると、心に来るものがあります。

 

それはそれとして、「あかりのポテサラ」を作ってみました!

コミックの内容はそれとして、漫画『3月のライオン』には、毎回どこかに美味しそうな食べ物が出てきます。

私はそれを真似して作ったりするのですが、せっかくブログも書いていることだし、今回はコミックの最後に収録されている番外編『あかりの銀座物語』に登場した、激ウマのポテトサラダを作ってみます。

そうなんです。

あかりちゃん、おばさまがオーナーをしている銀座のクラブでアルバイトしているんですよね。

コミック序盤では出てきてたけど、最近はすっかりお話に出てきていませんでした。

その間にあかりちゃんはちょっとふくよかになっちゃいました・・。

・・、それはさておき、「あかりのポテトサラダ」、とっても美味しかったので作ってみましょう。

我が家では既に数回実験済み。

誰もが感動する「あかりのポテサラ」の材料はこちらです。

「あかりのポテトサラダ」の材料(大人3人、たっぷり2日分)

あかりのポテトサラダ材料の写真

「あかりのポテサラ」。

材料は、大人3人たっぷり2日分です。

小鉢やお通し程度で出すならかなりの量ができてしまうので、お料理できる人は量を加減してください。

あかりのポテサラ材料

☆ ジャガイモ

 大4個

☆ マヨネーズ

 適量(漫画ではかなり使う)

☆ 玉ねぎ 

 大1/2個

☆ ブロックベーコン

 適量(大きいかたまりの1/4位。漫画では高級ベーコンを使用)

☆ らっきょう

 1/3袋

☆ きゅうり

1本

☆ 卵

3個

☆ コンデンスミルク

適量(だいたい小さじ2杯)

☆ 塩・こしょう・酢

塩はひとつまみくらい。酢はスプーン2杯くらい。コショウは好みで。

材料としては一般的なポテトサラダとあまり変わりないのですが、ポイントは「らっきょう」です。

今まで入れたことなかったんですが、らっきょうをみじん切りにして入れると食感にアクセントが入り、甘酸っぱさも相まって、これが凄くおいしいんですよ。

食感という面では、玉ねぎの刻み方にも秘密があります。

スライスもいいけれど、これまでスライスで作っていた人は、みじん切りを試してみてください。

それでは事項、作り方です。

「あかりのポテサラ」作り方はこちら。水分は大敵

それでは早速、あかりのポテサラを作ってみましょう。

ベチャっとしないポテトサラダを作るには水気は大敵です。

しっかり下ごしらえしましょう。

あかりちゃんは、ジャガイモを茹でている間に具を用意していましたが、ジャガイモは割と簡単に火が通ります。

下準備できるものは先にしてしまった方が、焦らずうまくいくので、先に準備できるものはしてしまいましょう。

1、玉ねぎをみじん切りにして、キュウリを薄くスライスし、塩を振って、水を出す

ポテトサラダ用、玉ねぎのみじん切りときゅうりのスライス写真

玉ねぎはみじん切り。

きゅうりは縦半分にして、全て薄切りにします。

紫玉ねぎを使用していますが、ただ家で余っていただけなので特に理由はありません。

普通の玉ねぎを使用してください。

ここに塩(分量外)を振って、しばらく置きます。

玉ねぎときゅうりに塩を振りかけて水を出している写真
塩を振ったら、菜箸でまぜて、塩をなじませましょう。

カットし終わった玉ねぎときゅうりはボウルに移し、塩(分量外)をひとつまみ×2位加え、菜箸で塩をなじませます。

この後水気を切るのですが、水が出るまで時間がかかるので、一旦ここで休ませます。

2、ベーコンを角切りにし、じんわりと火を通す

ベーコンを角切りにします。

原作では「ごろんごろんに」と言っていましたが、あまり大きすぎても食べずらいので、ひとかたまりの長さから半分にしています。

漫画で使用しているのは、塩気と肉の味がしっかりしている高級ベーコン。

ですが、近所のスーパーでは手に入らないので、これはただのベーコンの塊です。

何となく『コレジャナイ』感を醸しつつ作業・・。

初回は薄切りベーコンで作ったんですが、高級ベーコンが手に入らない場合、薄切りベーコンの方が美味しく感じるかもしれません。

さて、このベーコンに火を通します。

ベーコンを炒めている写真

じんわり火を通しますが、高級ベーコンの場合ここからじゅわっと脂が出るのですが、残念ながらそこまでではありません。

やり過ぎると干からびちゃうので、焼き目がついたら、ベーコンは火から下ろしておきましょう。

3、隠し味のらっきょうもみじん切りに

らっきょうを袋から出して、みじん切りにします。

らっきょうは隠し味。

らっきょうを入れると新たな美味しさに気づいて、ついつい沢山入れちゃうのですが、入れ過ぎるとらっきょうの甘酸っぱさばっかり際立っちゃうので、らっきょう大好きな人は、気持ち控えめに・・。

らっきょう嫌い?

このレシピのらっきょうについて、色々な方が不安を感じているようなので、追記。

らっきょうが苦手な人が多そうですが、『何をしてもダメ!』な人は入れなくても美味しくできます。

「らっきょうの丸ごとのままの食感や匂いが苦手だけれど、タルタルソースやハンバーガーのピクルスは大丈夫。」

という人は、みじん切りのらっきょうを、入れてみてください。

みじん切りにすると、今までのらっきょうとは食感も味の感じ方も変わります。

もしかしたら美味しく感じるかも。

余ったらっきょうは、マヨネーズと和えるとタルタルソース風になり、フライのお供に使えますよ。

食べてみてダメだった人は、ごめんなさい。

通常お漬物コーナーで売っている、「甘らっきょう」の袋1/3位が、今回適量となります。

袋半分入れちゃったけどま、いいか。

(この後、らっきょうが主張するポテサラになったが、家族の評判は良かった・・。)

4、常温の卵を、沸騰してから約8分! 固めの半熟ゆで卵をつくる。

ゆで卵の写真

固めの半熟ゆで卵を作ります。

固ゆでを刻んでポテトサラダに混ぜる事が多いと思いますが、「あかりのポテサラ」では、固めの半熟卵を1/2に切って、トッピング的な要素で混ぜてあります。

色々やり方はありますが、今回はレシピに忠実にやってみます。

半熟ゆで卵の写真
我ながらほれぼれする出来♡

固めの半熟卵を作るには、「常温の卵を、水が沸騰してから約8分ゆで、冷水にさらす」という王道があります。

卵は蒸してもいいですよ。

ポイントは、「卵を常温に戻しておく」という事です。

ジャガイモを茹でる時に卵を一緒に茹でると、時間もガスも節約できます。

5、ジャガイモを茹でる。(今回は蒸します)その間にタマネギの水を切る

じゃがいもを蒸している写真

ジャガイモ、大4個は、皮をむいて蒸します。

あかりちゃんは皮ごと丸のまま茹でていましたが、これは多分、ジャガイモが水っぽくならないようにと、イモのうまみが逃げないようにとの事だと思います。

ただ、ジャガイモを丸ごと茹でるとちょっと時間がかかるし、熱いうちに皮をむくのもきついので、次に旨味が逃げずに水っぽくならないやり方で今回作っています。

「蒸し」は結構おススメですよ。

さて、ジャガイモが柔らかくなるまで10分位はかかります。

その間に、先ほどのタマネギときゅうりの水を切ってしまいましょう。

クックアップ商品写真

野菜の水切りにおススメ「クックアップ」。

通常のクッキングペーパーでもいいのですが、この「クックアップ」は超丈夫なので、高いけどおススメです。

玉ねぎときゅうりを水切りした写真

これをこうして・・。

玉ねぎときゅうりを水切りしている写真

こうだっ!

玉ねぎときゅうりを水切りし終わった写真

ぎゅっと水気を絞れば、水っぽくなくて、旨味が凝縮したポテトサラダに・・。

「あかりのポテサラ」、準備ができたら一気に仕上げを!

ジャガイモが蒸しあがったらボウルに移し、塩・こしょう・酢で下味をつけて一気に潰していきます。

隠し味のコンデンスミルクも忘れてはなりません!

ちょい足しでプロの味!

大体、おおさじ半分から3/4位。

入れ過ぎると子供っぽい味になりますが、「甘味は旨味」とも言いまして、少し加えると色々と美味しくなります。

コンデンスミルクでなくて、お砂糖でもほのかな甘みが加わり美味しくなります。

ここで注意!

調味料を加えるのは、ジャガイモが熱いうちに!

でないとお酢は蒸発せずに、味は馴染まず、ベチャっと美味しくないポテサラになっちゃいます。

じゃがいもを潰している写真
つぶしたじゃがいもに、玉ねぎときゅうりを混ぜていく写真

タマネギ・キュウリなどを加えて、マヨネーズで和えます。

ポテトサラダにマヨネーズを絞る写真

マヨネーズは躊躇わず絞るべし!

「あかりのポテサラ」、コツはどうやら「マヨネーズをためらわず、目をつぶってぎゅっと絞る。」所にありそうです。

今回頑張って絞ってみたけど、かなり勇気がいりますこれは・・・。

ま・・、お好みで・・・。としか言えない。

全部混ぜたらできあがり!

ポテトサラダほぼ完成写真

こんな感じで出来上がりました。

卵は半分からもう一度包丁をいれて、馴染むようにしちゃった。

漫画に忠実に作るなら、半分に切ったものを使ってください。

あかりのポテサラ完成写真

タマネギをスライスからみじん切りにしたことにより、口当たりが滑らかになり、らっきょうの甘酸っぱさとシャキシャキ感が際立ちます。

卵にも味が染みてまろやかに。

途中、キュウリの歯触りが爽やかさと彩を加えていくらでも食べられる危険な味。

ベーコンが安ものなので、ここだけ若干「コレジャナイ」感がありますが、ウインナーやベーコンが大好きな子供ならたくさん食べちゃいますね!!

らっきょうに味がついているし、キュウリやタマネギに塩をするので、ジャガイモの下味は薄めに。

味が濃いと、一口目は美味しく感じてもすぐに飽きる味になっちゃうので、塩は控えてください。

コショウを多めにして、ベーコンをベーコンチップにするとまた違う大人味になり、コンデンスミルクの変わりにお砂糖とクロテッドクリームにすると、深くて高級な味になります。

味は変わっちゃうけど、アンチョビをちょっと入れるのも、お酒のあてにはおススメです。

今日は、漫画『3月のライオン』の番外編、『あかりの銀座物語』に出てきたポテトサラダを作ってみました。

すごく美味しいので、試してみてね。

このポテサラ、あかりちゃんはチーズ入れてホットサンドにしてたけど、強烈にまずいわ・・(カロリーが・・)。

紅茶に合って、すごく美味しかったけど。(試した・・)

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それではまた。