【チェンソーマン】独断と偏見で選ぶ、俺の推しポイントはこれだ!

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マンガ大賞2020 8位に輝いた「チェンソーマン」!

今日は、ブログ管理人の息子がチェンソーマンを紹介する第二回。

題して、「俺が胸を張って紹介する、『チェンソーマン』の推しポイント!」です。

まだ間に合う!

独特な雰囲気で今話題の『チェンソーマン』を読み始めるなら今!!

チェンソーマンのここが面白い!その1:ジャンプにそぐわない作風

好きな奴だけ読みやがれ!

ジャンプコミックス『チェンソーマン』4巻表紙より/藤本タツキ/集英社

ジャンプといえば、王道展開の作風や健全めの描写の作品が多い少年雑誌。

そのため、血がドバドバ出る上いきなり主人公が死ぬ第一話掲載当初には

「なぜこれをジャンプに掲載したのか・・・。」

「ヤングジャンプに載せろ!!」

などの声が多数上がっていました。

現在も多量の出血やゲロチュー、さらに最新6巻の表紙イラストなど突き抜けた演出で、常にジャンプの限界を攻めています。

チェンソーマン1巻ebookJapan

確かに、絵もそこまで上手くはないし、荒削り。

話の内容も、他の看板漫画と比べて大衆に広くウケる作風ではありませんが、独特な雰囲気にセリフ回し。

いけないものを見ている後ろめたさと笑い。

どれをとっても秀逸で、ハマる人はどんどんハマる作品なのです。

いや、嫌い嫌いも好きのうち!

1回読めばページをめくらずにはいられないぞ!

だから・・、絶対読むべし!!

チェンソーマンのここが面白い!その2:個性豊かなキャラクター達

ワシが一番じゃ!!

・・・、風呂はたまにしか入らん派じゃ!

ジャンプコミックス『チェンソーマン』2巻表紙より/藤本タツキ/集英社

チェンソーマンという作品は、人ひとりの命があまりにも軽いです。

も~、紙よりも軽い!!

お子様には勧められません!

魅力的なキャラが、これからという時に退場してしまいます。

何たる裏切り!!

だが、そこがいい。(いいのか??)

退場しても、強く心に残るキャラクター達。

どのキャラクターも忘れられない強い個性を保持しています。

読み進めば必ず、あなたの好きなキャラが絶対見つかります。

しかし!!

あまり強く推すと退場してしまった時の喪失感が半端ないので覚悟してください。

ここで、自分の趣味と嗜好で語る、登場人物の紹介を入れたいと思います。

これさえ読めば、明日のチェンソーマンの話題にもついていけるぞ!!

『チェンソーマン』の主要人物はこちら!

 

・デンジ

主人公。

チェンソーの悪魔と融合した少年で、教育を受けていないため突拍子のない発言が多い。マキマに惚れている。そしてすぐしぬ。

 

・マキマ

公安対魔特異4課(主人公の所属する悪魔退治の組織)を取り仕切るミステリアスな女。映画好きで、うさんくさい。

 

・早川アキ

デンジの先輩で狐の悪魔と呪いの悪魔、そして未来の悪魔と契約している。銃の悪魔を憎んでいて公安デビルハンターになった。チョンマゲ。

 

・パワー

デンジのバディである血の魔人。

自分はかわいいという自覚を持っているが虚言癖なうえに格下とばかりたたかうクズ。

 

・姫野

幽霊の悪魔と契約している。アキのバディでアキのことが好き。酔うとキス魔になる。

 

・伏さん

アキの同僚、IQ134。

 

・コベニ

引っ込み思案だが実力はある。

水商売で働くかデビルハンターになるかの2択でデビルハンターになった。愛車が人気。

 

・レゼ

カフェの店員でデンジに猛アタックを仕掛ける。かわいい。

 

・ビーム

サメの魔人、チェンソーの悪魔を崇拝している。

 

・暴力の魔人

コベニのバディでペストマスクをしている気さくなお兄さん。

 

・天使の悪魔

触れると寿命を吸う能力を持っている。アキのバディ。

中性的な見た目をしているが男。

 

・未来の魔人

未来最高!

 

チェンソーマンのここが面白い!その3:非常にテンポの良いストーリー

『チェンソーマン』はストーリーの展開がとても速いです。

映像にしたら結構長そうなバトルもサクサク展開していきますが、説明不足な部分もなく、しっかり話についていけます。

読み辛さを感じさせないのは、作者の藤本タツキさんの才能ですよね!

また、ジャンプ漫画だと、ストーリーに区切りがつくのに間延びしてしまう展開がしばしばみられますが、この漫画では、今のところ長くても単行本一冊ぐらいの量で話が切り替わっていくので非常にテンポが良く、小気味よいスピード感で話が進みます。

チェンソーマンのここが面白い!その4:美しいコマ割りと画面構成

私とマキマさん、どっちがいい?

ジャンプコミックス『チェンソーマン』3巻表紙より/藤本タツキ/集英社

漫画を成り立たせるうえで非常に重要になってくるコマ割りと構成。

「チェンソーマン」では、今まで見たことのないようなコマ割りが高頻度で出てきて驚かされます。

コマと画面の使い方が非常に映像的で引き込まれてしまいます。

3巻を例にとると、第20話のオープニングや居酒屋の場面、姫野宅のベランダのシーンなど、間や空間を感じさせ、物語や場面の展開を一瞬で読者に理解させる仕掛けが随所にあり、見どころが満載です。

作者の藤本タツキさんは映画好きなようですが、それが漫画に存分に生かされていて、とても美しいです。

会話シーン一つとってみても飽きのこない画面作りで興味を引いてくれますし、戦闘シーンは本当にハリウッド映画を見ているかのような気持ちになります。

だから、すごいオススメする!!!

特に5巻終盤から6巻にわたるレゼ編ではその色が強く、シャークネードのオマージュなど直接的な描写から、カーラジオの故障といった演出、そして迫力のある戦闘と、これだけで一本の映画を作ってほしいくらいです。

また、血しぶきの描写と建物の破壊描写がとてもきれいで芸術です!大好きです!

これは実際に読んでみてもらわないと分からないと思うので、是非実際に見てみてほしいです。

チェンソーマンのここが面白い!その5:ジャンプ三本柱の踏襲

ジャンプの三本柱といえばそう、「努力」「友情」「勝利」ですが、意外にもこの「チェンソーマン」という漫画もそれにのっとっています。

敵を倒すため、自分の目的のため、正しいかといえるかどうかは置いといて、きちんと「努力」していますし、仲間との「友情」もストレートな表現ではありませんが描かれます。

そして「勝利」は言わずもがなですね。

ジャンプ漫画の王道を踏襲しつつも常に新しいことへ挑戦し続けるジャンプ界の新世代、「チェンソーマン」まだ巻数が少ない今が読むチャンスです。

あなたもダークな世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

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それではまたいつかお会いしましょう。

「チェンソーマン読めよ!!」