【鬼滅の刃】アニメが先かコミックが先か?何巻から面白い??今更聞けない鬼滅の面白さを語る。

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「鬼滅の刃」は、最近では朝のニュースでも取り上げられるほどの猛烈な人気。

アベイル(しまむら)の鬼滅コラボTシャツを買うために、早朝から並ぶ写真がSNSでも流れてくる位、未だ人気は衰えず。

鬼滅の刃は原作も面白いですよね!

アニメ「鬼滅の刃」の原作は、現在も週刊少年ジャンプで絶賛連載中です。

今日は、私のブログに

「鬼滅の刃は大人でも面白いか」

とか

「鬼滅の刃は買うべきか

「鬼滅の刃何巻から面白い」

などの検索ワードでご訪問頂く方が多いようなので、『今更聞けない鬼滅の刃』的な記事をお送りしたいと思います。

いや、1巻から面白いけどね、鬼滅の刃は。

でも初めはちょっと変わった作風だったんですよ?

私の友人は「鬼滅の刃は1巻読んで挫折した。」と言っていました。

・・・、気持ちは分かります。

この作品は、きっとアニメから先に見た方がいいんですよ。

原作だって面白いけど、人気が出るまで結構な時間を費やした。

以前も書いたけど、序盤はプロローグというか説明的な部分が多いし、絵が今風じゃなかったり、独特のマイナー感があって、話の流れにのるまでが長い。

結構なビハインドを背負っていたと思われる「鬼滅の刃」の面白さを、今日は語ってみましょう。

あ、先に言っちゃうと、『鬼滅の刃』は面白いし、 2巻の終盤からキャラが増え始めて、炭治郎がどんな子か分かり始めると物語に入っていけるようになります。

まずは、珠世さまと 愈史郎が登場し 、読者の心をわしづかみ。

そのまま炭治郎の天然さや禰豆子の可愛さが際立ち始めて面白くなってくるし、キャラクターが立ち始める5巻あたりからはぐっと面白くなります。

この漫画の流れが変わるのは7巻あたりから。

絵柄が随分少年漫画っぽくなったなと思わせるのが8巻あたり。

9巻になるとストーリーに華を添えるべく、 バトル漫画には欠かせない、セクシーで美女な敵役が登場します。

アニメを見てから購入を決めてもいいと思うけど、アニメを見たら、コミックは絶対に買いたくなっちゃいますよ!

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鬼滅の刃はアニメの出来が良すぎた

『鬼滅の刃』は、間違いなくアニメから人気が爆発しています。

それまで一定のファンはいたと思うけれど、『鬼滅の刃』を連載している週刊少年ジャンプを買わない層にもウケたのは、絵がとても綺麗だったことと、曲がよかった事、声優さんの熱演などが挙げられます。

鬼滅の刃第1話では、アニメ・原作とも、いきなり主人公炭治郎の自宅が鬼の襲撃を受けて血の海になっています。

いきなり妖怪ものかと思わせるアングラ感と、ほの暗い世界観。

必死の形相の炭治郎はシリアス一辺倒。

時代背景も大正時代だし、まるで日本昔話の怖い回みたいです。

どんなストーリーなのか雲をつかむような手探り感があり、読者を不安にさせます。

まぁ冨岡さんは最初からかっこいいんですけどね。

話は一貫していて文章は面白いものの、コマ割りも規則正しく割ってあるから誌面にメリハリが少なく、少年たちには読みづらかったかもしれません。

序盤は何となくキャラクターの位置づけも中途半端でした。

この感じは、2巻の中盤位まで続きます。

だけど、原作の序盤では読みづらい炭治郎の表情を、声優の花江夏樹さんは鬼気迫る圧巻の演技でよくも見事に演じ切ったなぁと思いますよ。

更に、アニメはそんな読み辛さなどを取っ払って、BGMを武器に、30分という枠の中にぎゅっと話を凝縮した。

音楽や動きを入れて、演出効果も素晴らしかったです。

話は大体原作通りなので、脚色はあまりないかなと思います。

だから、行間を読む力がすごいなぁと・・。

そして、誰もが認める第19話の神回。

この辺が、単行本の5巻あたりになります。

この回の作画や演出、音響効果は、誰もが認める出来のよさですが、そのアニメを見てから原作を読めば、アニメフィルターがかかり、序盤の絵の粗削りな部分や、主人公炭治郎のキャラクターがまだ確立されていなくて、感情移入しにくい部分がカバーされます。

アニメの放送時間もよかったと思う

そして、このアニメ、放送時間もよかったと思うんですよね。

後から配信で見られるとしても、何時に放送されるかというのは、結構大事だと思うんです。

地上波ではかなりの深夜に放送されたところもあったみたいですが、BS11の放送が、土曜日の23時30分からだったんですよね。

土曜日なら、高校生以上の大人なら余裕だし、次の日は日曜日で楽々。

小中学生でもなんとかリアタイできるわけです。

それに、配信も多かった。

面白いと噂を聞いた人たちが、後から追っかけやすいようになっていて、追いついたらリアタイできるようになっているんです。

契約が多そうなところでは、大体追っかけ配信を見る事ができるようになっていたんですよね。

アマプラやUネクストにしても、23時台の更新が多く、アニメを見るにはちょうどいい時間帯だったのです。

あまり深夜だと、さすがに広まりにくいでしょう。

ここまで人気となるとは思わなかったにしても、制作もufotableだし、もしかしたらかなりこのアニメ、勝算があったのではないかと思います。

そこまでやらせるこの漫画、悪いこと言わないから、アニメだけでも見ておけって感じですね。

推しができれば、もう逃げられない

この漫画の人気の秘密(と私が勝手に思っている)は、何といっても「推しが尊い」という事でしょう。

ウケそうにない大正時代を 舞台にあえて扱ったとか、鬼の過去とか話が面白いとか、人気が出た要因は色々挙げられていますが、それをベースとしてここまで人気が出たのは、アニメを見た人達に推しができたというのが一番ブレイクした理由なんじゃないかなと私は思っています。

推しができるってことは、やっぱり話が面白いってことですよ!

キャラクターに愛着が湧いちゃうと、もう離れられないですよねぇ(麻薬)。

この漫画の面白さに気づくと、大正時代が魅力的に見える

さて、この記事も終盤。

始めは独特の世界観でとっつきにくかった時代背景も、こうなるともう魅力にしかなりません。

大正時代、この、少し近くて遠い時代背景には「鬼」がよく似合う。

現代科学の及ばないオカルト的な何かがあっても、そうなのかと、妙に信じさせてしまう説得力が、この時代にはあります。

ちょっとダサいなと思わせていた羽織も、漫画が面白くなっちゃったら魅力の一つに早変わりです。

近所のゲームセンターのプライズ物からは、鬼殺隊の羽織がバンバン落とされていきます。

「おひとり様、各キャラクター1点まで」

すごいですね。

私もバスタオル取ったけど。

ネットニュースにも、毎日どこかに「鬼滅の刃」の記事が掲載されています。

今年2020年には、「無限列車」の映画も公開されます。

今からでも間に合います、出遅れてしまったと感じる人も、まずは配信を見てみましょう!

アマプラ・Hulu・Uネクスト・FODなど、割とどこでも見る事ができます。

コミックを読んでみたい人は、立ち読みのできる、かさばらない電子書籍もあります。

とにかく3巻くらいまで読んでみてください。

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それではまた。