2020年5月、遂に漫画『鬼滅の刃』が最終回を迎えました。
仕事帰りにコンビニ行ったら、少年ジャンプはラスト1冊でしたよ、危ない危ない。
今日の記事は、『鬼滅の刃』最終回の感想などですが、まだコミックスも完結していないので、なるべくネタバレは避けつつ、鬼滅の余韻に浸りながら書き綴ってみたいと思います。
そういえば、何やら作者の吾峠呼世晴氏が、女性だとかで騒がれていますが、私に言わせると「へぇ~」という感じです。
鬼滅の刃の話題は、書けば売れるという理由からか、結構頻繁にどうでもいい事で火種をばらまかれます。
作者の性別で炎上してるとか、〇〇との共通点とかアンチが湧くとか。
真偽のほどは定かではないのに、ネットニュースのトップになっていたりします。
いや、どーでもいいでしょ、性別なんて。
と思うけど、その、「どーでもいいでしょ」を熱く語るツイートも多く、なんか、火種を撒いた奴の思うつぼだなと思ったりしています。
そもそも、割と早い段階から、『ワニ先生は女性なのでは??』と言われていましたし、少年漫画誌で連載を持つ女性も多くいらっしゃいますから、あまり気にもしていない人が多かったと思うんですけどね。
話題になってからあっという間にフィナーレを迎えた『鬼滅の刃』
話題と言えば、『鬼滅の刃』は、アニメになったのが2019年。
半年間放送されましたが、口コミや動画配信サービスでの追っかけ等で人気が爆発したのは夏の終わりころ。
その頃にはコミックスは既に15巻を超えていました。
本誌の連載が完結し、コミックスが大体25巻前後(23巻で終わると言われてる)となると、一般的な長さでストーリーが終了した事にはなります。
アニメから鬼滅のファンになった人は(私もだけど)、「もう終わるの??!そんな!!」という感じですが、「鬼舞辻無惨を倒して禰豆子を人間に戻す」という主テーマから外れずに、一貫した姿勢で幕を引く姿はよかったのではないでしょうか。
作者の事情の事は分かりませんが、無惨戦では正直迷走していた部分もあったと私は思っているので、義勇さんや炭治郎をもっと見ていたかったけど、モチベーションが保てる間に終了するのも致し方ないことなのかもしれないと思っとります。
みんな死んじゃったしね。
『鬼滅の刃』最終回感想
さて、ネットニュースを騒がす『鬼滅の刃』最終回。
実は、私の周りには「なんじゃこりゃ!!」と言ってちょっと怒ってた人がいます。
・・、まぁ、気持ちは分かります。
誰もが納得する終わり方なんてできないでしょう。
特に、鬼滅の刃のちょっとアンダーグラウンドな世界観や、今までのパワーバランスが好きだった人には、ある意味酷な終わり方かなとも思います。
無惨戦は既に2話前に決着がつき、先週はもうエピローグだったのに、あと1話どうするのかなと思っていたけど、こうなるのか。
この最終回は、『鬼滅の刃』としての最終回というよりは、『鬼滅の刃』のボーナストラック、作者からのギフトだと私は受け止めました。
同人誌にも似ているかな?
作者自身の手で描かれた、見たいけど見られなかった世界が広がっていると感じた人は多いと思います。
この作品、たくさん人が死んでいるし、後半リストラの嵐だったから、もしかしたら違う世界ならこうだったのかもとか、おだやかな現代社会で実現しているあれこれに、救われた人は多いと思いますよ。
『なかった事にするなよ』という人もいそうですが、納得の最終回ではありました。
本当は、愈史郎の事もちょっと書きたかったけど、コミックスが出た時という事で。
10月には「無限列車」が公開されるが、個人的には遊郭編が見たい!!
漫画が与えてくれた感動やときめきを思い出したり、連載されていた期間の出来事を思いだしたりと、好きな漫画の連載が終了するというのは、自分の人生の幕を閉じるのに似て寂しいものです。
今回私はアニメからなので、長いお付き合いではないのですが、連載当初から追っていた人は喪失感もあるでしょう。
『鬼滅の刃』、10月には無限列車編が映画として公開予定です。
煉獄さんのカッコいい所を見たら泣いちゃうかも・・。
どうかこのままコロナが終息し、誰もが映画館で楽しめる10月になって欲しいです。
テレビアニメの方も、映画へと続く道筋を示す素晴らしい最終回でした。
10月には、また人気が再燃しそうですね。
鬼滅の刃の今後は、映画でエピソードが続くのでしょうか??
個人的には、遊郭編だけでもアニメか映画になってくれないかなと思っています。
遊郭編が一番好きなんですよ。
天元さんに連れられて、炭治郎達が遊郭に潜入するのですが、エピソードのバランスがこの漫画の中で一番良かった話だと思っています。
柱稽古の回も良かったので、短編としてやってくれないだろうか・・。
今日は、『鬼滅の刃』が最終回を迎えたので、ぼんやりと感想を書いてみました。
昨日の今日で詳しい内容に言及できず残念ですが、最後の最後に救われました。
ただ、一人残った彼は、祈りとも似た作品を描くことによって救われているのだろうか。
そんな事を思いながら、ページを閉じた私です。
鬼滅の前身となる作品『過狩り狩り』に登場した彼は、もしかしたら作者一番のお気に入りだったのかもしれませんね。
『過狩り狩り』は、『吾峠呼世晴短編集』に収録されています。
すごく面白いので、短編集を読んだことない方は読んでみて下さい。
内容の紹介もしています。
アニメ『鬼滅の刃』は、まだまだHuluやアマプラで見る事ができます。
感動の第19話をもう一度見たい方はこちらです。
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それではまた。