最近凝ってる柳刃さんの料理。
今日も漫画『侠飯(おとこめし)』のレシピを試します。
すっごく美味しい「カマバター」と「リンゴチーズ」は、『侠飯』の第一回目で、何もない良太の部屋で即席で作るごはん。(というか、お酒のおつまみ)。
実際に、作者の福澤徹三さんが夜のお店を経営していたころに出していたものらしいです。
漫画の作画は薩美佑。
原作は小説。
作者は福澤徹三。
ドラマにもなっていて、主演の柳刃さんを生瀬勝久さんが演じていました。
漫画もすごく面白いので読んでみて下さい。
カマバターは衝撃のおいしさ!ぜひ作ってみよう!!
「カマバター」は、炒めたカマボコを卵とネギでとじただけの料理なんですが、作ってみるとこれが絶品!!
炒めたカマボコはもっちりとして弾力があって、まるで別の食べ物。
元々味がついているので、卵とネギでとじると、ご飯に合う味と食感でもう最高!
柳刃さんは「酒のあてだ」と言っていたけど、これ、このまま白いご飯にのせれば、とっても美味しくてリーズナブルな「カマバター丼」の出来上がり!!
感動の美味しさなので、是非作って欲しいです。
「リンゴチーズ」も、ただリンゴのスライスにチーズを挟んだだけなんですが、フルーティーで、リンゴの酸味にチーズの塩気がとてもあって、上品な味。
お酒のおつまみとしてはマイナーな感じですが、新しい美味しさ。
これを出されたら、あまりのフレッシュさと美味しさに一目置かれる事間違いなし。
ビールにもシャンパンにも、白ワインにも合うデリケートな味のおつまみで、見た目もとっても美しいので、どんなシーンでも出すことができますよ。
リンゴはポリフェノールも多くて低カロリーで低糖質。
ダイエット中のおつまみとしてもおススメです!
という所で、カマバターとリンゴチーズの材料です!
リンゴチーズとカマバター材料(2人前)
● カマボコ 1枚(1板)
● たまご (3個)
● 長ネギ (お好みで)
● バター (20g位)
● マヨネーズ (少々)
● 塩コショウ
● しょうゆ
● リンゴ (1個)
● チーズ (リンゴと同じ枚数)
カマバターとリンゴチーズはかなりアバウトな料理なので、量もアバウトです。
がっつり食べるなら、上記の量で2人前。
「あともう一品」とか、お酒のつまみなら3~4人前です。
リンゴチーズは、食べやすいように薄切りにすると、結構な量ができます。
2人なら、リンゴは半分でもいいかもしれません。
リンゴチーズはたくさん作っても食べきってしまう軽さですが、今回のレシピでは、2人前というよりは、4~5人でつまむのに適した量になります。
ただ、リンゴは使い切っていしまわないと悪くなります。
翌日もリンゴを使わないなら、全部リンゴチーズにしちゃいましょう。
勿体ないから。
カマバター作り方
カマボコを板から外します。
柳刃さん曰く「カマボコを板から外すときは、包丁の背を使ってこそぎ落とせ。」。
だそうで、包丁の背を板とカマボコの間に間に入れると、あっという間にぺろんと板とカマボコが分かれました。
カマボコは薄切りにし、長ネギは輪切り。
ついでに、リンゴはクシ切りにして、塩水に漬けておきます。
リンゴは薄めのクシ切りにすると食べやすくておススメ。
フライパンにバターをひいて、カマボコを炒めます。
カマボコは、焼き色がつくまで炒めると、もちっとして美味しくなります。
焼き色がついたら、塩コショウをしておきます。
ネギは迷わずぶっこむべし!!
炒めている間に、ボウルに玉子とネギとマヨネーズを入れて混ぜておきます。
ネギはたっぷりが美味しいので、迷わずぶっこむべし!
マヨネーズは味付けの役割も果たしますが、玉子をふっくらとさせる働きもあるので、必ず入れましょう。
カマボコに焼き色がついたらフライパンに並べ、上から卵液を入れていきます。
卵液が半熟になったら、しょうゆを回しかけて出来上がりです。
超カンタ~ン!!
カマバターとリンゴチーズ出来上がり!!
これは本当に、絶対試してもらいたいレシピです!!
すっごく美味しいので、是非作ってみて下さい!
おつまみにも最高だし、ご飯のおかずにも最高!
野菜がちょっと足りないので、おひたしとかサラダをつけてもいいですね。
リンゴチーズは、準備していたリンゴにチーズを挟むだけです。
漫画では「切れてるチーズ」を使っていましたが、クリームチーズの方がフルーティーでリンゴに合うので
これからリンゴとチーズ買ってこよ~っと!!!
という方は、クリームチーズで試してください。
(切れてるチーズでも美味しくできます)
リンゴチーズは、仕上げにブラックペッパーをかけたり、好みの岩塩を添えても一味違った大人の味。
・・・、今日もとっても美味しかったです。
カマバター・・、新たな発見・・。
柳刃さん、ありがと~~~~うううう!!!
『侠飯』のレシピはいつも最高。
漫画は既に完結していますが、とても面白いので読んでみて下さいね。
原作は小説なので、活字中毒の方は、そちらをどうぞ。
それではまた。
電子書籍派の方は、こちらをどうぞ。