画像は、「めちゃコミック」より引用
こんにちは。
今日は、ちょっと恥ずかしいのですが、今、私が一番楽しみにしている漫画をご紹介します。
「めちゃコミック」や「LINE漫画(こっちはよく知らない)」で連載されている「結婚商売」という漫画なんですが、男性の主人公である伯爵が、すごくかっこいいんです。
もうこれ、「イタズラなキス」の入江くんと張るかも・・。
所々、デッサンや首のつき方がおかしかったり(デジタル処理の切り貼りのせいか?)たまに言葉遣いが貴族のものでなかったり、絵柄や演出に違和感を覚える事もありますが(作画やネーム担当がちょくちょく変わるのか?)、総じて絵はきれいで美しく、登場人物は美男美女で、大変読みやすいです。
『結婚商売』とは?!WEBコミックサイトのオリジナル漫画。韓国製
『結婚商売』とは、WEBコミックのサイトオリジナルの漫画で、分かる人には分かる、韓国製。
フルカラーで、背景が無意味にアール・ヌーボーなあれです。
元は韓国の小説らしいのですが、これらのシリーズって韓国版のハーレクインロマンスシリーズなのか、色々なサイトで似たような雰囲気の漫画が連載されています。
でも、タイトルが『結婚商売』と、あっさり簡潔なのはちょっと珍しいですね。
最近は、『◯◯が◯◯だから◯◯した』みたいな長く説明的なタイトルが多く、個人的に辟易している中、覚えやすくていいし、人に教えるのも簡単でいいなと思ってます。
長いタイトルは、中身を想像させて購買に結びつけやすくなるのかもしれないけど、結局メガヒットとなるのは、語呂が良い印象的な短いタイトルですからね。
(中身の面白さが伴っての事と言うのは、言うまでもありません)
それは良いとして、『結婚商売』は、原作が韓国というだけあって、なかなかなに韓国ドラマチックなのですが、とにかく、主人公の男性が、カッコいいんですよ・・。
もう、それだけで読む価値あり。
毎週ドキドキ・・。
『結婚商売』は、人生やり直しものだけど、ちょっぴりsweetで目が離せない
『結婚商売』は、簡単に言ってしまえば、「人生やり直しもの」のありがちな漫画です。
若い頃は、考えなしでワガママ放題。
伯爵夫人と言う立場も弁えず、自分の殻に籠り、好き放題していた主人公の「ビアンカ」。
これには、世間知らずのまま、小さな頃に政略結婚で領地に入ったとか、付いてきた乳母の教育が悪かったとか色々あるのですが、そこは端折って、夫婦仲は冷たいまま夫は戦死します。
夫である伯爵との間に子をもうけておらず、悪妻と名高かったビアンカは、領地を追い出され、修道院に行き着いたものの、ボロボロとなったあげく、若くして迎えた死の間際、強い願いで18歳の頃の自分に転生します。
正しくは、転生では無くタイムリープなのかもしれないけど、一旦死を迎えたようなので転生とします。
転生したビアンカは、それまでの自分の何が悪かったのかを冷静に考え、同じ過ちを繰り返さないよう、生き様や行動を変えるのですが、未来を知っている者のアドバンテージの使い方が程よく、そこまでやり直しの都合よさなどを感じさせず人生が変わって行くあたり、好感が持てます。
そして、人生やり直しと言うカテゴリーながらも、この漫画は、恋愛もの。
夫である伯爵との距離が近くなっていく様は自然で、打算や、やり直しによる計略などが無い、ピュアな恋愛ストーリーになってます。
正直な所、伯爵の描かれ方があまりに聖人君子だったり、女性にとって大変都合の良い王子様設定だったりと、ツッコミどころはあるんですが、それがまた逆に、胸の奥に忘れていた自身のシンデレラコンプレックスを呼び覚まし、ビアンカにまるっきり自分を投影させ、近づいてはちょっと離れての二人の関係にドキドキし、『いつか自分と伯爵が・・』などという夢物語を抱かせてしまうあたり、侮れない。
ここまでドキドキするのは作画のお手柄でもあると思うのだけど、いい年した私でも、毎週金曜日の更新をドキドキと待ちわびて、時計の針が12時になった途端、スマホを開かせてしまうのだから始末に負えません。
結局、この手の漫画に女性は弱いのかもしれないな~。
『結婚商売』の時代設定。・・はちょっと矛盾している?
ところで、『結婚商売』の舞台は、韓国・・、では無く、ヨーロッパのどこかで、時代は、まだ貴族が領地を納めていた頃。
雰囲気的には中世ほど昔で貧しい感じでは無く、近世後半から近代前半な感じなのですが、レースが流行り始める前と言う設定があるので、歴史を鑑みると、設定された時代は近世中盤のヨーロッパ。
で、場所はイタリアあたりと推測されます。
しかし、ある話で、伯爵が眼鏡をかけてる場面が出て来ます。
メガネ自体はかなり昔からある様なのですが、今の形のメガネとなったのは、18世紀の話なので、厳しく考えると、時代設定が矛盾しているというか、色々とファンタジーが混じって、甘々な感じ。
だって、伯爵は、戦場では狼と恐れられ、百戦錬磨の腕の持ち主なのに、メガネが必要な視力なんてあり得ないし、それじゃ槍が振るえないだろと。
まぁ、メガネに関しては、作画の人の間違いかもしれないし、眼鏡萌えの人へのファンサービスなのかもしれませんね。
という事で、韓国版のWEBコミックって、結構色々読んじゃうんですが、『結婚商売』は、個人的にはその中のイチオシというか、立ち位置的には一線を画していて、私が今一番更新を心待ちにしている漫画です。
色々とイージーな部分もあるんだけど、読んでいくうちに、伯爵の魅力に取りつかれてしまう事間違いないです。
私は「ワタシってサバサバしているから」とか「社内探偵」等を読んでいるので、めちゃコミックに毎月550円課金してるんですが、LINE漫画でも『結婚商売』は読めるみたいです。
サブスク契約はハッキリ言って好きではないですが、結婚商売の連載が終了するまでは課金しようと思ってます。
『結婚商売』の最新話は2022年2月15日で45話。
今まで読んでみた同じような漫画が100話超えているのを考えると、まだまだ終わりそうにはありません。
全く、いつまでドキドキさせるのか。
毎週金曜日を、ドキドキしながら待つのもいいけれど、ついていけるのか不安な気持ちも一杯。
だって、1年間に金曜日は52回しかないのだから。
色々と、焦ったりするお年頃。
それではまた。