『ゴーストバスターズ アフターライフ』劇場版ディスプレイ
『ゴーストバスターズ アフターライフ』を観に行ってきました
『ゴーストバスターズ アフターライフ』を観に行ってきました。
私は、懐古主義なんて大嫌いなのですが、なんか、やられた・・。
この映画は、大人になって、片付けようと思った古い本棚や押し入れから、懐かしい思い出や当時大事にしていたものが、見つかるような映画です。
言ってしまえば、80年代に流行っていた「ゴーストバスターズ」に、「グーニーズ」や「グレムリン」、「インディジョーンズ」等々のメガヒットファンタジーアドベンチャーの数々を、全て足して、ちょっとヒッチコックなんかの味付けをしたような映画(そして、主役の子はハリーポッターだ)でしたが、でも、ちゃんとゴーストバスターズ!
面白かったです!
観に行ってよかった!!
しかも、30年以上の時を経て、ゴーザ崇拝の伏線が回収されているではありませんか!
いや、ホントは伏線じゃなかったと思うんだけど、『ああ~~!そうなのね?!』と納得すること請け合い!
よく考えたら私、初代『ゴーストバスターズ』ぴったり世代で、シリーズはリブート含め、全て映画館で観賞してるんですよ。
「ターミネーター」や「マトリックス」ですら、3作目以降DVDでも見ていないのに、縁があるのかな??
息子やネッ友さんの情報で、評判がいいのは知っていたけど、本当によかったわ~!
これまでのシリーズよりも、ストーリーがミステリー&シリアスで、コメディ要素やお祭り騒ぎ的な要素はとても少ないのだけれど、80年代に流行した映画の演出や質感を踏襲し、現代なのに、視聴者に何故か懐かしい感情を呼び起こさせ、ラストは王道かつ感動と、納得の、大団円。
初代が大事にされている所はとても良きなんだけど、時代は変わっているのに、アナログな感じがするのは、この手の映画では最近の主流なのかな??
皆、ハイテノロジーに疲れているんでしょ。
でも、一見60~70年代くらいまで遡るほどのアナログさを感じさせるのに、配信用の動画を撮影してたり、高齢者がファーストフードで働いていたり、陰謀論やイルミナティと、『あああ・・、今は21世紀で、これは、新作映画だった』と幻から目覚める俳優さんの如く、頭をぶるぶると振ってしまう様な演出もちりばめられています。
そう言えば、動画サイトなどで、9.11の映像に「CGで草」みたいなコメントがつく時代。
35年前(ゴーストバスターズが公開された頃の事)って、そんなに昔なのかなぁ・・・。
公開から既に3週目。
これから観に行く人は、アマプラ等で、是非初代の『ゴーストバスターズ』を復習OR履修してから見に行ってみて下さい。
さっきの伏線の話もあるし、そっちの方が、何倍も面白く、そして、感動します。
それと、ネタバレじゃないんですが、映画のエンドクレジット始まった途端に席を立つ人いらっしゃいますよね。
事情がある場合は仕方ないかもしれないけれど、あれは絶対やめた方がいいですよ。
人生、損しますよ。
『ゴーストバスターズ アフターライフ』吹き替えについて
そんな訳で、たまたまなんだけど、前日に娘と初代を見たので、勢いでアフターライフを観に行こうという事になったのですが、何をどうしても、吹き替え版しか見る事ができない・・。
個人的な趣味嗜好なんですが、私も娘も、洋画は絶対字幕派なんです。
・・・、でも、仕方ないので、今回は吹き替えで見る事に・・・。
声優さん情報もないまま映画館に向かうのはとても不安でしたが、蓋を開けてみれば、洋画に声をあてているプロの声優さんばかりで、全然平気でした。
始まるまで
吹き替えとか無理!!
絶対ど下手くそなアイドルとかが出てくるんだから、見てられない!!
え~~、そういう情報も無いし、そういう売り方してないと思うから多分大丈夫だよ~~・・。
という会話をしていた位でしたが、洋画や海外ドラマの吹き替えをテレビで見ても大丈夫な人なら、きっと大丈夫だと思いますよ。
ただ、主要人物の「ポッドキャスト(子役)」の吹き替えが、超有名キャラを演じている、超有名声優さんで。
映画館では黙って見ているけれど、ポッドキャストが登場するたび
コ◯ンかよ・・・。
コ◯ンかよ・・・。
というシンパシーが映画館中を席巻したのは、ここだけの話・・。
オクラホマって、あんなに田舎なの??
そんな訳で、記事もラスト。
アフターライフの舞台は、これまでのニューヨークと打って変わって、オクラホマです。
古代の遺跡に、それを何とかするための広大な土地が必要だったという設定上の問題もありますが、80年代からの変わらない街並みや、古臭さを感じさせるためにここが選ばれたのか、はたまた、大都会での撮影予算が貰えなかったのかは分かりませんが、オクラホマって、あんな所なのぉ??
アメリカって・・、広いねと、今更ながら驚くばかりの私。
本当に、あんな所、あるんかい??
もう、フットルース並みの田舎じゃん!
ん??あの車と言い、この部分はフットルースオマージュなのか?
登場人物も少なくて、昔の強いアメリカ、アメリカ万歳も感じなかったけど、真面目に予算も無かったのかもしれません。
それでも、近年稀に見る簡単ストーリーなのにラストに感動とカタルシスが与えられるレア映画です。
DVDで充分・・・と思っている人は、絶対に映画館で見て下さい。
それではまた。
強いてあげれば、今回、ビッグサイズの敵が出なかったので、それだけ残念。