2019年、2020年と、日本を席巻した『鬼滅の刃』。
私も大好きで、このブログでも数回記事にしました。
映画も素晴らしく、暫くは煉獄さんの事ばかり考える日々を過ごしていました。
そして2021年。
遂に待望の「遊郭編」のアニメ放送が始まるとのニュース!
『鬼滅の刃』の遊郭編は、笑いとストーリーのバランスがよく、エピソードや登場人物もよく纏まっていて、個人的にはエンターテイメントととして一番優れている話だったと思っています。
『鬼滅の刃』はどの話も好きだけど、なんとなく世界観が明るく、「シリーズ一の大団円」で終了するという所が、私が一番好きだなと思う所なんですよ。
以前「アニメで見たい遊郭編」という内容で記事を書いたことがあるのですが、本当にアニメで見られるなんて、とても嬉しいです。
これが終わると、小休止を経て〇〇編みたいなものは一応あるけどストーリーが進み、怒涛の如く終盤へ突っ込んじゃうので、ストーリーのひと区切りが明らかなのも、この辺まで。
過熱ムードだった鬼滅も一服した感がありますが、アニメが始まればまた、再ブームとなりそうですね。
遊郭編について、サラリとですが触れているのがこちらの記事です。
よかったら読んでみて下さい。
『鬼滅の刃』遊郭編は、8巻から11巻まで!簡単な内容はこんな感じ
さて、『鬼滅の刃』遊郭編は、コミックスの8巻から11巻に収録されている話です。
8巻・・、と言っても、本格的に遊郭編に突入するのは、8巻のラストです。
そう、新展開のため、8巻のヒキに使われています。
7巻8巻は、映画にもなった無限列車編です。
無限列車で死闘を繰り広げた炭治郎達は、その後しのぶさんのいる蝶屋敷にお世話になり、治療を受けています。
みな、心の傷を抱えながらも、煉獄さんの期待に応えるべく、鍛錬に勤しんでいました。
そんなある日、単独勤務から戻った炭治郎は、蝶屋敷でのもめごとに遭遇します。
そこには、蝶屋敷の女の子たちを無理やり連れだそうとする、体格のいい奇抜な格好のイケメン。
嫌がる女の子たちと、地味に抵抗するカナヲがいました。
実はこれ、鬼の情報を収集していた妻達からの定期連絡が途絶えた事を不審に思った宇随天元が、蝶屋敷から女の子たちを無理やり連れだして、遊郭に潜入しようとしていたところでした。
で、結局女の子たちの代りに、炭治郎・善逸・伊之助が女装をして、遊郭のある花街に潜入する事となり、鬼と遭遇する・・・。
というのが、遊郭編の主な内容です。
説明が遅くなりましたが、宇随天元とは、鬼殺隊の柱の一人で、「音柱」と呼ばれている人です。
余談ですが、鬼殺隊の柱の中では、一番のセクシー柱でカッコいいです。
(個人的感想)
美女との遭遇と、華やかな世界。遊郭編には美しさが詰まっている
遊郭編の魅力は、なんと言っても「華やか」な所。
遊郭という場所柄、登場人物は女の子が多いし、花魁の姿は豪華絢爛。
着物の描き込みも細かいし、登場する鬼も美女。
いや、この鬼ね、『鬼滅の刃』一の美女だと思うのね。
そしてその美女鬼が、この漫画では珍しく物凄くセクシーな衣装を身に纏うんですが、それがまたいいんですよ。
で、彼女は性格がものすごくキツイ。
ほんと小気味いいほど性悪で、キャラ立ちしているんですよ。
遊郭での潜入捜査は前半だけなのですが、コメディー部分とストーリー部分が絶妙な割合で、グイッと読者を引き込みます。
時代劇や大河ドラマなどでもそうですが、大奥や遊郭が登場すると、何となくドラマの格が上がり、視聴者のウケがいいというか、引き付ける魅力に溢れ、高視聴率が取れる事が多いですよね。
遊郭編は、大河ドラマなどとは違うけど、私個人としては『鬼滅の刃』の刃の中でもちょっと異色な味付けがされたストーリー展開だなと思っています。
中盤に入るとずっとバトルな展開になっちゃうのですが、それでもあまり間延びせず、ラストまで持って行けるのは、この美女鬼が鬼らしく大活躍しているからだと思うんですよね。
本編は是非、アニメやコミックで楽しんでください!
今日は、『鬼滅の刃』遊郭編の説明を、ざっくりとですが書いてみました。
久しぶりに鬼滅の記事を書くのにコミックを引っ張り出したけど、やはり鬼滅は面白いなと再認識しました。
遊郭編は、丁度無限列車が終わって、そんなに仲良くなかった3人(炭治郎・善逸・伊之助)に仲間意識が芽生える頃で、読んでいる方も気持ちがよく、素直にハラハラドキドキを楽しめる話です。
アニメの放映がまだなので詳しいストーリーは避けましたが、本編は私が書いた内容よりもっともっと展開があるし、内容も濃いです。
バトルがちょっと長めだけれど、天元さんはカッコいいし、きっと飽きずに読めること請け合い。
そして・・・、遊郭編のひそかな楽しみは、全編を通して見る、作者の画力の違いです。
前半はまだ作者の絵柄にゆらぎがあるけど、中盤からメリハリのあるコマ割りと構図が多くなり、作風が変わった印象を受ける事でしょう。
特に、今回の主人公と言ってもいい天元さんの絵はゆらぎが激しく、別の意味で鬼滅の刃を楽しむことができますよ。
短編集を読む限り、作者の吾峠呼世晴さんはそんなに絵にゆらぎがあるわけじゃない人っぽいのですが、『鬼滅の刃』を描くにあたって、大きく少年漫画を意識して、絵柄を変えていたのかもしれませんね。
いや、週刊連載が過酷すぎて、追いつかなかったのか??
いずれにしても、遊郭編はとても魅力に溢れているストーリーです。
鬼の話を詳しく書かなかったのも、名前すら出さなかったのも、気づいていただけたでしょうか??
美女鬼やその裏に隠された鬼滅の刃特有の話や、遊郭編の面白くて豪華絢爛な所は、是非コミックやアニメで確認してみて下さい。
それではまた。