二風谷コタン謎解きイベントの所要時間とかかるお金
こんにちは。
今日は、平取町の二風谷コタンで開催されている、『ゴールデンカムイ』の謎解きイベントに来ています。
『ゴールデンカムイ』は道内の博物館等と提携し、道内全域でのスタンプラリーを行ったりしていますが、ここ二風谷コタンでは、独自のゴールデンカムイイベントを行っていて、既にもう、第4弾。
2019年に改修もされて、とても綺麗な広場になっています。
アイヌ博物館の展示も素晴らしいので、ゴールデンカムイに関わらず、休日を過ごす家族連れや、アイヌ文化に興味のある方が訪問していますが、さすが夏休み・・。
みんなゴールデンカムイの謎解きイベントの冊子片手にウロウロしています。
コタンの中には、気持ちの良い環境でお茶や軽食をいただけるカフェもありますが、正直食事と言う感じではなく、平取のこの辺はかなり田舎なので、計画していかないと食べ損ねちゃうから注意。。
お弁当を持って来るのも最高だけれど、『どこかでちゃんと食べたい』と言う方に、おススメのレストランを後半にご紹介しています。
因みに、謎解きイベントは、それだけなら1時間位で回る事も可能ですが、ちゃんと博物館を観たり、資料館を観たりすると3時間位かかります。
また、コタンの奥には、二風谷ダムや、にぶたに湖を見渡せる広場があり、その辺の散策を含めると、時間はもっとかかります。
アイヌ博物館や歴史館はなかなか見応えがあるので、じっくり見ていただきたいし、駐車場にあるお土産屋さんの「北の工芸つとむ」さんには、野田サトルさんのサインや絵が沢山飾られています。
お店の方は、それらをとても気持ちよく見せて下さるので、尊すぎて、思わず時間を忘れてしまいます。
何でも、店主の貝澤さんは、キロランケのマキリのモデルを彫った有名な方だとか。
アイヌ文様の入ったお土産の工芸品も素敵なので、それらを見ている時間も含めると、4時間位は見ておいた方がいいと思います。
それと、謎解きイベントには、いくつかの有料施設が含まれます。
まずは、アイヌ文化博物館。
入場料は、大人400円。
資料館や、近くにある日帰り温泉とのセット券が大変お得なので、そちらをおススメします。
料金はこちらです。
余談ですが、時間に余裕があるなら是非、びらとり温泉へ寄ってみて下さい。
とてもよい温浴施設ですよ。
二風谷アイヌ文化博物館入館料金
入館料 大人400円 小・中学生150円
※ 萱野茂二風谷アイヌ資料館共通券
大人700円 小・中学生200円
※ びらとり温泉ゆから共通券
大人700円 小学生200円 中学生450円
※ 萱野茂二風谷アイヌ資料館・びらとり温泉ゆから共通券
大人1050円 小学生300円 中学生550円
「ウレシパ」は、駐車場を挟んで道向かいです。
さて、やってきました「二風谷コタン」!
駐車場は無料です。
さすが北海道。
謎解きをするには、まずアイヌ工芸伝承館「ウレシパ」で、受付を済ませ、冊子を貰わなければなりません。
しかし「ウレシパ」は、コタンの中ではなく、なんと、向かいの道を渡った向こう側。
おお・・、最初っからミステイク・・。
仕方ないから、向こうへ渡る・・。
横断歩道を渡り、少し進むと綺麗な建物が見えてくるので、そこへ入りましょう。
ウレシパで受け付けをすると、謎解き用の冊子が貰えます。
また、こちらでは、これまでのゴールデンカムイイベントのノベルティなども展示されています。
謎解きは前半、チェックポイントを回って、クロスワードを解いていきます。
その後、示された行く先へ向かい、最終的にスマホで解答を入力する形になります。
また、各所の問題にもヒントがあるので、チェックポイントの問題を、撮影しておくのは基本です。
スマホを持たない方用にメモもありますし、スマホ入力で解答する部分は、ウレシパで行う事もできるみたいなので、スマホが無くてもちゃんと参加可能です。
それと、こういう時にアプリをダウンロードする事が多いと思いますが、アプリ必要ありませんし、ダウンロードもしなくていいので、スマホ容量が心配な方も安心してください。
最初のポイント、「沙流川歴史館」へ向かう。入ってすぐに、暗号を発見!
まずは、最初のチェックポイント「沙流川歴史館」へ向かいます。
入館料は無料。
展示はなかなか密度が高く、上の階にはバルコニーや展望席もあり、静かで素敵なので、ぜひ1周してみて下さいね。
バルコニーからは、お隣の馬も見えるし、にぶたに湖も一望できます。
謎解きの暗号は、入ってすぐにあります。
撮影は可ですが、SNS等へのアップはご遠慮くださいとの事で、というか、問題が書いてあるので、モザイクです。
チェックポイントは全部で3か所ですが、個人的には、この問題が一番難しかった・・。
どうしても分からない場合は、冊子の裏のQRコードにアクセスすれば、ヒントが貰えますよ。
また、暗号の下には、原作にまつわるちょっとした知識が書かれているので、こっちもちゃんと読んでね。
という訳で、さっさとQRコードにアクセスする、根性なしの私・・。
アイヌ文化博物館は、見応え抜群!ぜひじっくり見て!
第二チェックポイント、「二風谷アイヌ文化博物館」です。
こちらは有料施設となり、暗号の掲示はエントランスより奥となります。
さっきも書きましたが、謎解きに参加しているなら、セット券がお得である事や、セット券を買っておいた方がいいことを、受付の方が説明してくれます。
私はこの後温泉にも寄る予定だったので、超お得な3館セット券(1,050円)を購入。
これで博物館と資料館が見られて、温泉にも入れるんだから、超お得。
入り口では、杉元がお出迎え。
パネルはこの時この一枚だけで、ちょっと残念。
全員集合は無理でも、アシリパさんと白石と、レタラ位はいて欲しかった・・(涙)。
さて、館内の展示物は、ほとんどが撮影可能。
ゴールデンカムイ本編にでてきた物をたくさん見る事ができます。
先日、白老に国立博物館として「ウポポイ」が誕生していますが、二風谷の展示は、それに勝るとも劣らない内容ですよ。
(正直な所、二風谷の展示の方がコタンの再現が忠実で、歴史的価値のありそうなものがあります)
展示を興味深く見ていると、ありました、「暗号②」!
この問題は、感覚としては、そんなに難しくはなかったです。
さて、これ以降は、暗号関連やチェックポイントの記事は控えたいと思いますが、なかなか骨のあるイベントなので、行こうか悩んでいる人は、是非参加されてみて下さい。
謎解きイベント終了!商品は「スマホ立」!
そんな訳で、無事チェックポイントを通過し、指示された場所へ向かい、スマホで各問題の解答を入力し、無事にゲームクリアしました!
因みに、スマホ入力の解答は、一回限りではないので、間違えても大丈夫です。
ゲームをクリアしウレシパへ戻ると、係の人から景品を貰う事ができます。
どうしても解けない時にはヒントなんかもちゃんと貰えるそうですが、結構悩む人も多いと仰ってました。
多分・・、あそことあそこあたりが、ピンとこないと難しいのかなと言う感じです。
数人で臨むと早いそうなんだけれど、一人だと煮詰まっちゃったりするみたいですね。
という事で、今回の景品は、ゴールデンカムイのスマホ立てでした!
完成形は上の写真。
板は一方向から以外刺さらないようになっており、そこから更に板をぐいっと引き出すと、上のような形になります。
出来上がると、感慨ひとしお。
私はこれを、毎日愛用しています。
おまけ:マンロー邸と、二風谷コタン周辺のレストラン
二風谷コタンの謎解きは、とても面白かったです。
参加型イベントとしては、かなりよくできているんではないかなと思いますが、先程の食事の話。
二風谷コタン周辺には、食事できる場所が少ないので、おススメを3軒、一言紹介と共に貼っておきますね。
その前に・・。
二風谷コタンのすぐ近くには、「マンロー邸」という、洋館があります。
ここは、スコットランド出身の医師で、戦前における日本考古学・人類学の著名な研究者でもあった故ニール・ゴードン・マンロー博士の旧宅です。
特に何があるとかではないのですが、この洋館、見おぼえないですか??
ちょっと今、コミックを全巻貸出しちゃっているので確認できないんですが、家永が最後、鶴見中尉に雇われていた診療所に似てませんか??
インカラマッが、入院していたあそこです。
この時代の建築は似たようなものも多いし、裏を取ったわけではないので何とも言えませんが、似てるな~と・・。
二風谷コタンの近くには、義経落ちのび伝説のある「義経神社」もあるので、時間がある人は、お参りしてみて下さいね。
こちら⤵は、別サイトとなります
平取町のレストランおススメ3選
では最後、平取町にあるレストランのおススメ3選をご紹介してお別れです。
1軒目はこちら。
くろべこ
美味しい平取和牛が食べられる「くろべこ」。
週末ともなると満席となる有名な人気店です。
場所は二風谷コタンから車で15~20分程度となりますが、日高道富川インターを降りて、コタンへ向かう道沿いにあるので、すぐに分かると思います。
お値段は、ちょっぴりお高め。
そば藤
こちらは、義経神社のちかくにある「そば藤」。
そば好きな方はコチラがおススメ。
手打ちの二八そばの有名店です。
というのは、平取町が実家の友人に聞いた話なので、間違いない。
平取温泉
温浴施設の食事とバカにする勿れ!
かたせうみおススメの平取温泉には、軽食から、石窯で焼くピザ、びらとり牛を使ったステーキまで食べられるレストランがあるんです!
そして、お風呂も最高ときたもんだ。
宿泊もできるので、ゆっくりしたい方は、お泊りするのもいいと思いますよ。
それではまた。